別世界日誌4

2010年03月11日(木) A.社会貢献

上司からこの文献が学会データベースにない?と言われ、学会データベースにアクセスして探してあげました。
上司はこの学会に入っておらず、おらっちを頼ったわけなんだけどさ。
パスワードを思い出すのに苦労しました(笑

学会費払っていても、大した活動をしているわけではないんだよなぁ。
中央に居る時は、それなりに活動もしていたけど、地方では・・・
とはいえ、学会の中心というか学術の中心はK大ではないか?と思うくらいで、決して東京ではない。


この学会、大学時代@20歳くらいからのおつきあい。
従ってもう25年以上になるわけで・・・ざっくり年会費5千円としても10万円以上は納入。
学会誌・・・捨ててはいないはず(汗
実家と家の段ボールの中なんだろうな。読みもしないのにw
で、その学会誌は、バイトがスキャンしたんだろうpdfでデータベース化されているのだ。
しっかり、論文別にタイトルも付いているので探しやすいし。
上司に提出した後も、この学会誌をずっと閲覧していました。

面白いのは1970年代だね。
今ぢゃ引退した人(中には故人も)の名前がずらり。
でさ・・・何が面白いって、ここ2年やっている仕事で疑問に思っていることの答えというか、研究をこの時期にやっているんだわさ(汗
やっぱりこれは疑問だよな!と同意しながら読んでいたのだけど、1970年代って既に40年前。
興味を惹かれたタイトルを開いてみたら、コレ誰?って※印先を見たら、会社の大昔の社長(o__)o
あぁ、ウチの会社って完全な個人プレー。技術継承なんてコトバは全く存在しないのだw

更に面白いのはおらっちの担当教授の論文。
大学時代から卒業してもずっと、不良のおらっちを面倒見てくれてるセンセ。
おらっちはセンセの趣味的な部門を研究していたのだけど、まさか、センセの本線研究を今頃仕事としてやって、論文トレースをしているなんてさ・・・
大学時代は全く興味が無い方向だったし(笑
何度読んでもセンセの論述の仕方は勉強になる。
大学行ってナニしてきたのかと言うと、問題の詰め方を勉強してきただけ・・・だもんな。
それが今でも役にたっているのだけどさ。

この正月に実家で卒業論文を見つけ(笑)ナニゲに読んでいたのだが、どう見ても字体が違うのだ(論文は手書きね♪)。
うーん、と頭をひねって考えたのだけど、間に合いそうもなくて彼女(達)に書いて貰ったような覚えがあるような無いような(卒論もそのうち電子化しておかなきゃだw)。
そんな不良だからさ(ぷ

1980年代になると、若かりしおらっちが当時トレースした論文類が目につくようになる。
この時代の人が今の大御所になっている感じだ。
この頃にPCの急激な進歩があるんだわさ。
それに伴って手法も変化して発達したみたい。
とはいえ、原理的なものはさほど変わっておらず、おらっちが1970年代の理論を用いても何の問題ないようにさ。
結局はコンピューターの処理速度と容量が増えたことによって、楽になっただけというとこだね。

大学時代はまだカードパンチの時代。
入りたてのPC-9801Fを止める時には、しっかりエスケープを押してリトラクトしてから!とか
3.5、5inchどころか8inchフロッピーも使ってたもん。
HPのカードPCも使ってたりしたし。
それがDOSになって、WINになって、UNIXもやって、またPC主体になって・・・
DOSコマンド知らない部下が居るわけだし(><)

でも、飛躍の時代も1990年代までだ。
2000年以降は画期的な進歩が無いように感じる。
この10年コレと言った話題も無いし、バブルがはじけて仕事も減ったことにより、若い技術者も育成していないということだな。
宇宙に人間が行き、月に降り立ち、土星まで探査船を飛ばしても、今ぢゃ事業仕分けに入ってしまうくらい?であるのと変わらないか。


先が無い学会・・・というか、この仕事の分野(o__)o
おらっちは一体ナニやっているのだろう。


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