2007年05月24日(木) |
初夏の暑さの五月晴れ |
比較的大きな会社に居ると、給料が出ない!などという危機的状況に遭遇することは無いが、親父にはそういう時期があったなぁと思い出す。 地方土建会社だったため、冬場は仕事が無く、出稼ぎに行かなきゃならないのでは?と思うくらいであったが、そこまでではなかったようだ。 親父が居た会社も近年潰れてしまったが・・・ そんな中で、おらっちと妹を大学まで出して育ててくれたことは有り難い。
ウチの会社も厳しいことは厳しい。 一度、景気低迷になったとき、経費削減!を謳ってコピー代や外注費、事務所経費から1個の消しゴムに至るまで管理されるようになった。 そのお陰で中心部から外れた新築事務所に移転したのだが・・・これでも年間100万円違う!と業務が豪語していたものだ。 パートおよび契約社員も基本的には全員解雇の状況もあった。 まぁ、支社によって、その温度差は激しいのであるが・・・
今年度は過去に例を見ない厳しい状況が予想される。 これを期に、生産体制の大幅改革を行うようだ。 生産性の向上を考えて、組織改編および人事異動も大幅に行うというものでもある。 今しかできない!という考えらしいが・・・
確かに、支社には昇進はしなくて良いから、ガンとして異動を希望しない人も居るのだ。 地元密着型としての必要性もあるのだろうけど。
今は殆どの発注形態がプロポーザル型となってきており、まずは有資格者、同種・類似業務経験の有無で点数がついてしまう。 従って、大きな会社ほど有資格者も多く、受注の可能性も増え、受注したら実績になって有利になるということになり、小さい会社が参入できなくなるという悪循環も生み出すことになる。 そこで、どうしても受注したい!場合には、低価格で挑まなくてはならなくなるのだが、体力の無い小中企業は淘汰されていくのだ。 これが必ずしも良いことではないことは一目瞭然なのだ。 談合が必ずしも良いとは言わないが、企業やその人達の生活を守るには必要悪ではないかとも思うくらいだ。 最後には大会社が残るわけで、そんな争いは醜くない?
さて、ウチの会社が危機的状況になって、まずは目先の倹約に努めることとなる。 支社長に東京での学会参加を辞めてくれと言われました。 えぇ、旅費がかかるので、その節減ですw 友達の家に泊まって宿泊費を浮かそうと思っていたわけだが、残念だ(o__)o
次に意外に面白いと思ったのは、PCで使用しているソフトの問題。 今はバージョンいくつになってるんだ?という一太郎はかなり昔に排除されたが、高価なCADソフトがその対象だ。 一般に流布しているのはAUTOCAD。 電子納品の型式もこのソフトに準じているので必須と言えば必須なのだが。 しかし、これがかなーり高いモノなのだ。 LTと言う軽いソフトもあるのだが、これだって10万円オーバーだ。 いかに設計をしているからとはいえ、保守やバージョンアップで結構な経費となっている。 もう少し安いソフトでもフォーマットが準拠するソフトがあるので、そちらに統一するように支社内命令が出た。 なるほど、そこも盲点だよな。
で、おらっちはといえば、CADソフトなんか使っていないのだ(爆ぅ ちょこまかと漫画絵を書くソフトは別ので使ってる程度だもん。 部長級と並んでCAD使用対象外の人間にされたよ(ぷ 覚えられなくはないが、やっぱり不要だから(汗
そんな感じで今年はかなり経費節減の年になるのだろうなぁ。 そういう年だからこそ人員が余るのだから、開発を行うべきだと思うのだけど・・・ 開発に回す予算も無いのは判っている(o__)o キツイ年度になりそうだ。
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