別世界日誌4

2007年03月26日(月) 能登沖地震

科学の進歩を実感したのが今回の能登沖地震。
地震が起きてからの津波予測とかの早いこと早いこと!
しっかり名古屋でも揺れました。

P波を捕らえてからすぐに予測が始まるのだろう。
場所と海底地形とかからすぐにシミュレーションが立ち上がり・・・
と、推定でモノを言うのもアレなんだが。

巨大な地形情報データベースがあって、
それが解析要素に分解されてて、シミュレーションが始まるのだろう。
昔は震源の位置特定に時間がかかっていたのだろうが、沢山配置されている地震計からのデータ集約が早くなり、そのデータを基に震源推定。
誤差も少なくなっただろう。

地震のエネルギー(マグニチュード)に関する情報は多少のズレは生じるだろうが、位置は問題ないだろう。
岩盤がどういう要素設定になっていて、地盤がどのように動いたのかを判読することになるのかは知らないけど。
いずれにせよコンピューター技術の向上がその基底にあるのだろう。

予測システムは理学的な研究なのだろうが、そこから各所に配信するシステムは別途存在するのだろう。
これはコレで重要なことだ。
メディアへの配信はもとより、TVやラジオを受信していないような、例えば車に乗っている人への連絡など、今後、強化されることになると思うのだが。

地震や津波は日本人にとっては避けられない災害。
これまで予想・予報にどれだけ多大な金額を投資してきたことか。
イメージは判っていても、それに伴う技術が追いつかない。
事後ではあるものの、これだけ高速化されたことに驚愕を覚える。
勿論、事前予想ができれば凄いことだろうが、
それができるようになっても、パニックが起きないような対応等、数々の問題はあるだろう。

地震が起きるたびにチェックするのがこのサイト
あぁ、地震が起きそうなタイミングではあるんだなぁと思わされる。
コレが正しいとは思わないけど(ちょっと理学的ぢゃないし)、一般人が注意すべき時期なんだと思っていれば良いのだ。
可能性論を数値に出しているだけ凄いとは思うけどね。
この見方も良く判らないのだが、なんだか印が多い日は注意する必要があるんだと思うわけだ。
これによると、次回は4月第1週が危ないってことになるのか。
いちいち気にはしていられないが、ココロの準備はしておかないとね。

実家の飛騨が震度4だったので、めったに大きな地震が起きていない場所だから驚いたことだろう。
すぐに安否確認をしても良かったのだが、電話も混雑しているだろうからと昼に母親に連絡したけどね。
能登に居るのだったら、すぐ連絡したいと思うだろうね。
そんな人のためにも、ちょっと時間を置いて連絡することも重要なことではないかな?
案の定、会社へ出社すると、富山出身が多い手前、その話題になるわけで。
富山でも震度5は久しぶりだろうし。

地震予測の研究は、金をドブに捨てているようなものだ!と思うことは確かだが、
それを積み重ねているからこそ進歩するのだ。
直接的な金ではないかもしれないが、研究者の為にお金を惜しまないで欲しい。


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