9月になった。 忙しい。 しかし秋を感じる。 どうしてかというと読書の秋だから・・・ まるで小学生の日記のような(汗
中津文彦の「義経の征旗(上)(下)」光文社文庫を買った。 光文社ノベルズでは「秀衡の征旗(I)(II)(III)」であった。 買ってからやべっ、読んだかも・・・と思ったんだが。 実際読んだかもしれない(汗 でも、歴史モノって推理小説と違ってあんまり覚えてないし。
そんな感じで読み始めた。 東北寄りのおらっちだからかもしれないが、中津文彦は好きだったりする。 読みやすいのだ。 参考までに あんまり歴史モノを読まないおらっちでも読めるわけで。 そんなわけで夢中になって読んだ。
380円のボトルワインを飲んだのもあって眠くなって寝た。 夜中むくっと起きてまた読んだ。 そんでもって、一気に読了(汗
ネタバレであるが、推理小説でもないので、いいだろうし、そんなに読者も居ないやろ・・・
読み始めて、自分の思っている時代設定とズレがあるのだ。 1183年??? 頼朝が死んでしまった(汗 1192年に鎌倉幕府を起したはずの・・・ おかしいなぁと思いながら、読み続けるおらっちがおかしい(ぷ
そうなのである、この小説は、中津文彦の 「政宗の天下」「竜馬の明治」に次ぐ【たられば】【もしもあの時】歴史シリーズの3作目だったのだ。 どうりで違うはずだ(汗 それに気がついたのは、下巻も終りに近づいた頃(涙 まぁ、それだけ面白かったということだな。
歴史モノには結構登場人物が出てきて、覚えるのが苦手という人が居るんだろうな。 判らないでもないなと。
中身についてあーだこーだと言うのも難しいのでヒトツだけ感想をば。 どうして秀衡の征旗→義経の征旗にしたのだろう? どう考えても主人公は秀衡なのだw 一の谷の決戦とか、義経で出てくる有名な合戦なんて出てきやしないし。 (ストーリーが架空なのもあるが) そりゃ義経の方がアタリはいいし、営業的にも売れるかもだけど。 藤原ファンだっているのになぁσ(・・ )
文中に沢山出てくる奥州の金(砂金になってたが)。 さらりと流して書いてあったが、この件は他で書いているし。
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