別世界日誌4

2004年09月01日(水) 読書の秋

9月になった。
忙しい。
しかし秋を感じる。
どうしてかというと読書の秋だから・・・
まるで小学生の日記のような(汗

中津文彦の「義経の征旗(上)(下)」光文社文庫を買った。
光文社ノベルズでは「秀衡の征旗(I)(II)(III)」であった。
買ってからやべっ、読んだかも・・・と思ったんだが。
実際読んだかもしれない(汗
でも、歴史モノって推理小説と違ってあんまり覚えてないし。

そんな感じで読み始めた。
東北寄りのおらっちだからかもしれないが、中津文彦は好きだったりする。
読みやすいのだ。
参考までに
あんまり歴史モノを読まないおらっちでも読めるわけで。
そんなわけで夢中になって読んだ。

380円のボトルワインを飲んだのもあって眠くなって寝た。
夜中むくっと起きてまた読んだ。
そんでもって、一気に読了(汗

ネタバレであるが、推理小説でもないので、いいだろうし、そんなに読者も居ないやろ・・・

読み始めて、自分の思っている時代設定とズレがあるのだ。
1183年???
頼朝が死んでしまった(汗
1192年に鎌倉幕府を起したはずの・・・
おかしいなぁと思いながら、読み続けるおらっちがおかしい(ぷ

そうなのである、この小説は、中津文彦の
「政宗の天下」「竜馬の明治」に次ぐ【たられば】【もしもあの時】歴史シリーズの3作目だったのだ。
どうりで違うはずだ(汗
それに気がついたのは、下巻も終りに近づいた頃(涙
まぁ、それだけ面白かったということだな。

歴史モノには結構登場人物が出てきて、覚えるのが苦手という人が居るんだろうな。
判らないでもないなと。

中身についてあーだこーだと言うのも難しいのでヒトツだけ感想をば。
どうして秀衡の征旗→義経の征旗にしたのだろう?
どう考えても主人公は秀衡なのだw
一の谷の決戦とか、義経で出てくる有名な合戦なんて出てきやしないし。
(ストーリーが架空なのもあるが)
そりゃ義経の方がアタリはいいし、営業的にも売れるかもだけど。
藤原ファンだっているのになぁσ(・・ )

文中に沢山出てくる奥州の金(砂金になってたが)。
さらりと流して書いてあったが、この件は他で書いているし。


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