別世界日誌4

2003年02月13日(木) 記憶減退の法則

データが上がってきた。
なんとも言えないノイズが入っている。
多機能グラフソフトをいぢっていた隣の係長が、FFTフィルターをかける時の係数はどうすれば良いのか聞いてきた。
フィルター=スムージングのイメージを持っているのが一般人の概念であろう。
しかしながら、その数字は何たるか判らないのが普通だ。

さて、どうやって説明しようか?
というか、説明できない=自分も判っていないということである。
その実、やっぱり判ってないおらっちが居る。
最近そのテのデータを扱っていなかったから尚更である。
しどろもどろで説明しながら、古き記憶が蘇ってくる。

「この数字をあげていくとスムージングがかかるみたいだ」
ソフトをいぢりながら隣の係長は発見していく。
「数字を上げるってことは1/Nでサンプリングしているってことですよ」
便利なソフトであるが、使う方が判っていないと猫に小判だったりする。
移動平均とか、自分でも思い出してくる。

はうっ、情けなくなってくる。
昔やったことも次々に忘れていくものだなぁ。


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