先週は情報が無いと思っていましたが、このような企画展が東京の駒込の東洋文庫で３月７日から開かれていたのでした。
…ということを、先週、教えていただきました（ｌさんありがとうございます）。

４月にシンポジウムもあったようですが、聴講できたらさぞ面白かったことでしょう。
この「東インド会社」はイギリスには限らないようですが。

東インド会社とアジアの海賊たち
http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/exhibition.html

むかしハヤカワ文庫で、ボンベイ・マリーン・シリーズという海洋冒険小説が出版されていました。
ボンベイ・マリーンとは、作者のポーター・ヒルによれば、英国東インド会社の私設海軍…というほどの規模もないんですけど、18世紀のインド洋を舞台に、退役海軍提督が司令官で、はぐれ軍人のアダム・ホーンが多国籍の傭兵部隊を率いる…という。
ナポレオン戦争時代の正統派海軍小説とは異なり、ジャック・ヒギンズに近い、一般冒険小説に近い味わいでした。
私はけっこう好きだったんですが、古本では今でも入手可能のようですね。
ついでにおすすめです。

ボンベイ・マリーン・シリーズ（amazon.co.jp)