先週の日曜日に、横浜新港埠頭にコロンビア海軍練習帆船グロリア号の一般公開を見に行ってきました。グロリアとは私、25年ぶりの再会です。この前に見たのは1983年の秋、大阪の帆船まつりで。グロリアは1966年の建造だそうですから、大阪に来たのと同じ船が来航しているわけですが、あら?船首像がお色直ししてる。左:1983年、右:2009年「なぜ船首像が天使さまなのかなぁ?」「船の名前がグロリアだから、キリストに賛美じゃないの?」とか言う会話を友人とかわしていたのですが、この船名グロリアの由来については、家に帰ってから調べてみたら、びっくりな事実が判明。情報はここから、http://www.ccsail.com/la_gloria.cfmこれはアメリカ・テキサス州のCorpus Christi港のホームページなのですが、2007年にグロリア号が来航してイベントがあったようで、グロリア号の由来などを、英語で詳しく説明してくれています。これによると、船名「グロリア」の由来は、1966年の建造当時の国防大臣General Revéiz Pizarroの夫人Mrs. Gloria Zawadsky de Revéizにちなんだものだそうです。敬虔なキリスト教徒国だからグロリア…というわけではないのですね。艦尾甲板が広くて、通常は艦尾にある筈の舵輪がない。「舵輪はどこにあるんですか?」と水兵さんに英語で尋ねたら、「あそこだ」と船の中央を指さしてくれました。ここがブリッジ…ということらしいです。ビレイピンがぴかぴか。ロープワークも見事です。ロープ端の赤、黄、青はコロンビア国旗に由来します。7月4日入港時の登檣礼も、この三色のTシャツを来て国旗を表現していたそうです。横浜、来週は新日本丸と新海王丸が来航し、18日から公開、7月20日の海の日には桜木町駅前のドックにいる旧日本丸ともども3隻同時展帆だそうです。詳細はこちら、http://www.umifesta2009.jp/senpaku_koukai.html今回グロリアのことで25年前の写真を引っ張り出してきたら、旧日本丸と旧海王丸の現役時代も写ってました。来週は私、東北に行くため横浜には行けませんが、海の日記念で昔の写真を蔵出ししようかな…と考えています。