Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
最近の見張り情報
5月に火災に遭った英国の快速帆船カティーサーク号ですが、復元可能か否かの判断には今しばらく時間がかかるようです。 カティ・サーク財団によると、本格調査の前に、不安定になっている船殻構造を保持する架設構造材を設置しなければならず、本格調査はその後に開始されるとか。 焼失した甲板は、それ自体が船の構造材としての役目を果たしていたため、まず第一に何らかの形で、これに替わる架設構造材を取り付け、その後に本格調査になるとのこと。 帆船の性格上、鋼鉄製の船殻は元から、波浪や風雨による変形に対応できるように、火災による変形がこの対応範囲内であれば復元は可能と、専門家は見通しを述べています。
というニュースが、英国の何故か建設専門誌に載っていましたのでご紹介します。 なぜ建設専門誌に?という疑問はあるのですが、それだけこの船が皆に愛され、国民的関心事になっているということなのでしょう。
最近気になってるもう一つのニュースと言えば、ケイト・ブランシェット主演の「エリザベス2:The Golden Age」。 映画が完成して、先日トロントで初めての試写会があったらしいのですが、どうもストーリーがアルマダ海戦まで行くみたいなのです。 もっとも前作を考えれば、今回も宮廷を舞台にした政争劇の色あいが強そうですが、予告映像に帆船が出てくるらしいので、…それだけで期待してしまうのは早計かもしれませんが、でもクライブ・オーウェンのウォルター・ローリーでしょう?船と無関係には話は進みえないですよねぇ?
全米公開は10月か11月ということで、もう少し詳しいことがわかりましたら、この話題も追い追いお伝えしていこうかと思っています。
2007年07月15日(日)
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