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Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
英大衆紙「M&C」続編の噂:まだ信じてはいけません!

英国の大衆紙「The Sun」7月1日号に、「M&C」続編に関する記事が掲載されています。

が、何と言っても掲載紙が、ガセネタ大王として悪名高い「The Sun」ですので、これは素直に信じてはいけません。
ま、こういう噂が立つほどに、この映画は英国では人気で、続編の動向が注目されているんだな…くらいの認識でいて、丁度良いくらいでしょうか。でもこういう噂が立つということは、水面下で実際に続編実現に向けての動きはあるのでしょう。

さて、その「The Sun」の記事内容を、眉に唾つけて紹介したいと思います。

ラッセル・クロウが新しい映画契約にサインをした。オーストラリアの俳優ラッセル・クロウはナポレオン戦争時代を舞台にした歴史映画「マスター・アンド・コマンダー:The Far Side of the World」の続編となる映画の契約にサインをした。新しい映画は「Post Captain」というタイトルで、同じくパトリック・オブライアンの原作小説に基づいている。

「Post Captain」の日本語タイトルは「勅任艦長への航海」。シリーズ2冊目であり、ジャックとスティーブンが、ソフィーとダイアナに初めて出会う巻になります。
しかしながら映画「M&C」でジャックは既にソフィーと結婚していますので、これ、どうするのでしょう? 前に話をさかのぼるということなのか。

まぁ今ならまだ前作からそれほど時間もたっていないので、以前の話でも可能かもしれませんが。

実は先日、いま来年のTVドラマが実現するか否かで話題になっているショーン・ビーン(著者はバーナード・コーンウェル)の「Sharpe's Trafalger(原作本)」を入手したのですが、これ、1994年に最初にドラマ化された第一作より、時代的には7年前の話ですので、現在のショーン・ビーンとは10年+7年=17年の開きがあるのでした。
ぱらぱらとページを繰ってストーリーを追いながら、う〜ん、これ、仮にドラマ化が実現したとしても、どうやって今の彼でドラマ化するんだ???と。
いっそのことロード・オブ・ザ・リングで弟役を演じたディビット・ウェンハムに演らせたら…とか正直、私は思いますが、そんなこと公言すると、きっとショーン・ビーンのファンの方から石が飛んできますね。
でもどんな形にせよ、こちらも実現すると良いのだけれど。


2004年07月02日(金)