大 将 日 記
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今日は師匠・夕鶴みきが出演している『甲斐京子の夢劇場』を観て来ました。 とにかく参りました。本当にやられたの一言です。
なんて言うのかなぁ、甲斐さんと師匠は他の女優さんやダンサーさんと違うんです よ。発声にしろ歌にしろ踊りにしろ、他の人達とはあきらかに違うんですよ。
他の人達が悪いんじゃ無いんですよ。それは誤解しないで下さいね。 何て言うのかなぁ、目の力が凄く強いんですよ。
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、こう書くと他の人が弱いように勘違いされてしまう・・・
上手くは言えないけど、とにかくいつもKey Stationで稽古を付けてくれる師匠の 凄さをまたまた再認識しちゃった訳です。
他の共演者の芝居を観にも行きます。その時はいい所を探すのに必死になってしま う自分が居る。とかく他人の欠点と言うのは見付けやすい訳で、それを反面教師に して勉強していく方法もある訳なんですが、逆にいい所を見付けて、それを自分の 中に取り入れて自身を伸ばして行こうと常に思っている。だから今日も勉強だ勉強 だと自分に言い聞かせながら観ていたんですが、全然勉強になりませんでした。
もうね、凄過ぎるんです。 困ります、あんな凄い人の居るユニットの頭を張るって。本当に大変な事なんです。
出演者の中に下馬二五七さんと言う、とても有名な役者さんが出演していましたが、 この方には本当に参りました。 小さい身体なのに、目に力を感じさせている訳でも無いのに、凄く存在感があるん です。思わず楽屋にお邪魔した時、師匠に「下馬さんのサインが欲しい」と頼み込 んでしまいました。 あまり私は人づてにサインを絶対頼まない主義の人なんですが、本当に思わず頼ん でしまいました。心の師匠・さだまさしのサインですら、自分で貰いに行き、野球 選手のサインだって滅多に貰わない私が、本当にサインの欲しくなった人です。
今日は頂けませんでしたが、姐さんは快く引き受けてくれました。 下馬さんのサイン、宝物にします。
いやぁ、それにしても本当に素晴らしい舞台でした。 明日までやっております。芝居好きな方は絶対に観に行くべきです。 昨年度、芸術祭大賞を受賞した理由が解るような気がしますよ。
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