大 将 日 記
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2005年12月29日(木) 大晦日の夜

いよいよ年の瀬が迫ってまいりました。
おっきな親子丼も反省点は多々ありましたが無事に終了し、参加者の皆さんには楽
しんで貰えたようで一安心でした。

さて、その後テレビの仕事は無いのかといろんな方からメールを頂きましたが、実
は先日事務所から

「大晦日の夜、NHKの仕事に登録したいんだけど大丈夫?」

と言う連絡が入りました。
そうです、NHKの大晦日の夜と言えば紅白歌合戦です。
テレビの仕事2つ目にして生放送かよと意気込んでいたのですが、仕事に登録した
いんだけどと言うのが妙に気になります。

「事務所からお薦めタレントをピックアップしてプロフと写真を送り、クライアン
トがその中から選ぶんだよ」

と言う方法です。まあつまり書類選考と言う訳なんですが、この話しを夕鶴みき姉
さんに報告すると

「高木も立ったけど、実質三越の舞台に立つ2人目のKey Stationメンバーが大将
だったでしょ。これで紅白出場が決まれば、これまた私に続いて2人目だよ」

と目を細めてくれました。

紅白なんて大晦日にテレビで見る物と決め込んでいたのに、こう言うチャンスが巡
ってくるなんて、本当ら自分はラッキーでした。

2005年の南風は、どの占いを見ても最良の年と書かれていました。本当に本当
にいい年だったと思います。恋人が出来なかった事を除けば・・・・・
なかなか「いい年だった」と年の瀬に言える機会なんて言うのはありませんよね。
その締めくくりに紅白の仕事とは本当に嬉しかった。

「紅白で何をするんだろう?」「ゴリエと一緒に踊るのかな?」とかいらぬ想像を
膨らましていたのですが、その想像の中にひとつ私を大きく緊張させる事がありま
した。それは、和田アキ子にどつかれる心配でも美川憲一に惚れられる心配でも無
く、私個人の問題だったのですが、紅白出場歌手の中に私の心の師匠が居たのです。


さだまさし


私は今から15年前に、文化放送のスタジオで一緒に番組出演をさせて頂いた上に、
さだまさし本人の目の前でさだまさしの歌を数曲熱唱すると言う、今となっては絶
対に考えられない事をしでかしたんです。
しかも今年の三越公演『はなになったねこ』のオーディションでは、さだまさしの
『二千一夜』を唄って本番のソロを任された経緯がある訳ですから、是が非でもご
本人にお会いして、ご無沙汰をしていた無礼と、さだまさしを好きでいて良かった
と言うお礼を伝えたい。そんな気持ちがふつふつと沸いて来ました。

先日事務所から「紅白落選」の知らせが届きました。
頭の中に『南風、紅白初出場ならず』の文字がスクリーンセーバーの如く流れて行
きました。自分の思いが大きかっただけに、電話の向こうでマネージャーさんが私
の落胆ぶりに驚いたようで

「南風さん、また今度頑張りましょう」

と言われたのに対して・・・・・


































えっ? また来年の紅白?


と、本当に素で思ってしまったくらいだったのです。


「私も実は某ファーストフードのCMの話しが来てたんだけど、年齢とイメージが
合わなかったみたいで落とされたんだ」

と、先日の親子丼に来ていたパトが教えてくれました。
今迄、芝居等のオーディションと言う物に落とされなかった2人が対面したテレビ
界の現実。でも、舞台と違って仕事は山のようにある。きっと来年はもっと大きな
仕事が出来る。そう信じてます。



しかし!!!


運気がイイのも今年まで、来年は細木数子曰く私は『乱気』。中殺界。
がむしゃらに動かず、のんびり行きたいと思ってます。

俺ってネガティブだなぁ。


南 風 |MAILHomePage

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