詩。
ゆあ



 臆病。

あの時 差し出された右手

不安な顔で 手を差し伸べる あなたが
なんだか 哀しかった


あたし 今でも 好きだよ

心の中を言葉に出来ずに

あなたを臆病にさせてばかりだったね


また あなたのことを
好きだと思う日が来たとしても

心の中に閉じ込めておこうと思う


あなたの哀しむ顔は もう見たくないから

2002年07月19日(金)
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