2003年01月13日(月) |
今年こそは百合が繁栄しますように(祈) |
あけましておめでとうございます。
・・・・・1月も半ばになろうってのに何を言ってるんでしょうかね、私は。
さて、年末年始のイベント報告を書く予定だったんですが、ここのところ百合なネタがたまってるんで今日はそれを先に書こうかと思いまして、久しぶりに百合ネタオンリーです。 ちなみに、やたら長いです。
という訳で話は少しさかのぼりますが、冬コミカタログを買いに駅前の本屋まで行ってきた時のこと。
新刊コーナーでぶらぶらしていると、私の目にある新雑誌の表紙が飛び込んできました。 ゴスロリっぽい格好をして手を取り合う少女二人の首に一本の大ぶりなペンダントが掛けられているというイラスト。 そして題名が「季刊S」
・・・・・・期待しますよね? 期待してもおかしくないですよね? 百合好きとしては! ・・・・ええ、無駄でしたけどね、期待しても。 手にとってよく見てみると、隅のほうに「アニメ・ゲームの総合雑誌」と書いてありました(泣)
ええ、そんなもんですよ。 巷にゃ、男同士の漫画雑誌なんて掃いて捨てるほどあるってのにっっ! 百合onlyの雑誌が一冊くらいあったっていいじゃないのさっっっ! ・・・・・まあ、採算取れないだろうけどね、現状じゃ。
にしても、この時期「一本のマフラーを二人で」っていうネタはよく見かけますが、ペンダントは盲点でした。 やられたっ! って感じですな。これは女同士ならではって感じしますしね。 いや、別に男女や男同士でもできないことはないけどさ。
帰り道に自転車こぎながら滅茶苦茶妄想しまくりでしたよ、ホント。(怪しすぎ) もう、ペンダントをつけるシチュエーションとか、色々考えてしまいましたよ。 片方が相手の後ろに腕を回して金具を留めていて、その接近しまくり状態に相手がドキドキしてるとか、留めてる方は留めてる方で首筋から漂う甘い香り(なんとベタな/笑)にどぎまぎしてるとかっ! ・・・・・めっちゃくちゃ書きたいっすよっ、んなシーンっ!!
まあ、問題はどんな必要性があったら一本のペンダントを二人でするようなことになるのか、ってことなんですけどね。 今のネタのストックの中では生かせそうなところもないし、とりあえず寝かしておくことにしましたが。 そのうち上手く醗酵したらどこかでお目見えすることもあるのではないかと。 そのときは・・・・笑ってやってください、馬鹿がいたと(笑)
さて話を戻しまして、新刊コーナーの後に小説のお勧め本コーナーを見て絶句。 そこには、最近異様なまでの盛り上がりを見せている「マリア様が見てる」全巻が平置きでおいてありました。 それだけならまだちょっと嬉しいだけですんだんですよ。 問題は、その下に書いてあった紹介文 『「マリア様が見てる」シリーズ コミケやネットで話題が広まり 今このシリーズがブレーク』 ・・・・・・・・痛っ! 思わず脱力してしまいました。
言っておきますがまんがの森とかアニメイトとかのその手のお客さん御用達のお店とかじゃないです。 ごく普通のちょっと大きめな一般書店なんです。 まあ、コミケカタログ置いてるくらいにはオタクフレンドリーですが(笑) それだけに余計に痛い・・・・っていうか、こう書いてあるって事は店員さんの中に少なくとも一人はそのルートでマリ見てにはまった人がいると見ていいんでしょうかね?(笑)
それにしても、このマリア様人気は定着するものなんでしょうか? そろそろふっと熱が冷めていってしまうような気がしてならないんですよ。 あんまりにも人気の高まりが急激過ぎたんでそろそろ揺り戻しが来そうな感じがね・・・ あと、人気出過ぎて変な方向へ行ってしまわないかが微妙に心配ですな。
結局この日はカタログのほかに「インディゴブルー」と「空になき星々の群れ フリーダの世界」を購入という、なんだか随分百合三昧な日でした。 原稿忙しくて年明けまで読めなかったんですけどね。
フリーダの世界のほうはほぼ表紙買いに近かったんですが、なかなか当たりでした。 いや、表紙絵(傷だらけの制服少女が抱き寄せた少女に銃口を突きつけてる)と帯の文句「殺してあげる 好きだから」が無性に気になって買ったんですが、勘は外れてませんでしたよ! こういうとき嬉しいですね、ホント。
読み慣れないタイプの話だったせいか、結構読み辛かったですけどこの二人の関係は好きですね。 あとがきに書いてあった次回作の構想「工作員と少女が水辺で戯れる話」はぜひとも読みたいです。 出るといいな、次回作。
さて、これはまた別の日の出来事なんですがやっぱり書店にて。 友人とぶらぶら書店を探索していた時のこと、私はいつもは児童書のコーナーに足を止めることはほとんどないんですがその友人に付き合って珍しく児童書を見てたんですよ。 まあ、懐かしいシリーズなんかもあったりして面白かったんですが、ふと世界名作物の棚を見ていたときに固まってしまいました。 一体何を見たのかというと、「吸血鬼 カーミラ」
・・・・ちょっと待てっ! 児童向けでそれはいいのかっ!? と、突っ込みを入れつつ早速中身をチェック。 カーミラが主人公に迫りまくる(笑)あの手のシーンを一体どう料理したのかと思ったんですが、それなりにぼかしつつもカットはされてませんでした。「強烈な友情」らしいです、あれは。
ちなみに、前書きには吸血鬼(この場合カーミラのことですな)が女性を狙うのは生命力にあふれているからだと書いてありました。 なるほど、それでごまかしたのか・・・・あざとい。 イラストは結構好みでしたね、百合なやつもあったし(笑)
ちなみに、年明けに最初に書いた書店に行ったところ、マリ見てのポップが増えてました。 手書きの簡単なあらすじ紹介などの隅っこに書いてあったのはなんと、『薔薇さま』と『つぼみ』と書かれている相合傘(しかも傘の上にハートマークまでついている完璧な相合傘ですよっ!) ・・・・・ここの店員さん、同志とみたっっ!(馬鹿)
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