先日原稿をやりつつ深夜にTVを見ていたら、霊視相談をやってまして。 そこでためになるお話がきけました。絵を描いたり、歌を作ったり、 料理が好きだったり・・・自分でも何故そうなったのか分からないけど なりたい職業があるのは、それがその人の天職なんだそうで。 好きだってのは間単には変えられないんだそうです。 じゃあそれを仕事にして食べて生活できるかというと、それは別問題だとか。 天職を適職に変えるには、本人が仕事のための人脈や信頼や幅を広げる努力が 必要なんだそうです。作品の出来を向上させるだけでは、なかなか仕事には 結びつかないらしいです。というか、よっぽど芸術の神様に愛されていない 限り、自分ひとりで才能を開花させ、それをガンガン伸ばすのって無理だよね? 大抵は誰かにアドバイスもらったり議論したりする中で自分のとるべき方向や 弱点などが見えてくるものだからね。 そういう話を聞いてて思うのが、私は才能は皆無に近いですが、漫画が好き だということと、才能のないところを補うために多くの友人や先輩作家や 担当さんに力を貸してもらった事を痛感しました。この人たちがいなかったら 自分ごとき程度の作家は10年も持たなかったと思います。 なかでもやる気のある先生のところにアシスタントに行けたことは本当に幸運 だったと思います。S先生の所にいって原稿を描く姿勢を学んだこと、そこで 知り合ったアシスタント仲間(現在はほとんどが作家になってます)の熱い 想いに触れ合えたことは、まさに私にとって天職を適職に変えてくれた 素晴らしいアイテムだったと思います。 あれから10年、よろよろしつつも出版界でやってますが、そろそろ次の 脱皮をしないとヤバイ感じです(汗)。漫画が適職であり続けるために 節目を向かえてるな〜と去年あたりから思ってたのですが・・・仕事に 追われて後回しにしてたら、遂に強制終了がかかったのでこれを機会に 修行の夏にしたいと思います!やたらイベントにも出没しますので宜しく! あ〜本当に一皮剥けたい〜!・・・とはいえ快楽主義者の私は、視察勉強に かこつけてあちこち遊んでしまいそうなのが怖いのですが(汗)。頑張ります!!
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