トロイで時代騎士団の仲間と萌えてます。イチオシはアキ×パト!贋鞍番長が1日から2日おきに小説を送ってくれるので刺激されまくりです。私の中でアキレスがどんどん格好良くなっていくわ、パトロクロスは可愛いわ、妄想が止まりません。 でも、それとは別にすごくヘクトルに同調してる自分がいたりして。大切なものを失った贋鞍番長がその失意をアキレスに同調させてるのは凄く理解できらんですが。じゃあなんで自分はヘクトルなんだろう?とか思っちゃったり。 人間1人で生きてない限り過ちも誤算もあるのが現実。戦争に行ってる戦士だって相手のこと殺したくて行ってる人ってそうそういないですよね?でも自分がやられそうになるから引き金を引いちゃう訳で・・・。でも殺してしまった相手が、テロリストや戦士じゃなくて、しかも自分の過失で死ななくても良い相手の命を奪ってしまったとしたら・・・その後悔や懺悔の念たるや凄いだろうな・・・と思ってしまう訳ですよ。しかもその死んだ人には愛する家族やら恋人やらが居たと知れば、その自責の念はもっと凄くて「いっそ自分が死んだほうが良かったのに!?」とすら思うことってあるんじゃないかなぁ。 でもヘクトルの場合、自分が死ねば家族はもちろんトロイの国民や国自体が滅亡の危機に晒されると分かっていたからまた大変。だって自分が死んだら残るはダメダメな弟ともうろくした爺たち。こんなのに国民が守れるわけがない!トロイの人たちの命が自分の肩にかかっているんだからと思うと義務感から簡単には死ねないし。パトロクロスの死がなかったら、トロイの城壁の中、ダメな弟と爺を抱えても戦って勝つつもりだったと思うんだよね〜。でも、パトロクロスを殺してしまったことで、ヘクトルは城壁を出て、自分の呵責と対峙せねばならなくなって・・・その結果、自分は家族と国民を守る義務を放棄せねばならなくなる事が分かってたんだよね・・・きっと・・・。とか考えちゃうともう彼が誰より気の毒になってしまって!子供を残して死ねないという親の気持ちがある以上、凄く無念だったろうなぁ〜。逃げても彼らに戻る国はないわけだし。親としたら成人するまで守ってやりたいと思うだろうし。でも、その原因は自分の過ちだし!・・・・私がヘクトルなら家族連れて前夜に逃亡ですが(笑)。そうできずにアキレスと戦ってしまったところがヘクトルの王子たる凄いところでしょう。結局、国も家族も守れずに先立つことになった彼に多いに同情しました。気分はもう守護霊でした。 パトロクロスとの愛に生き、パトロクロスへの愛ゆえに死を選んだアキレスは私にとってイッソ清々しく見えました。はっきりしていてヨロシイ!!!トロイって愛が国民やら家族やらに分散してたヘクトルと唯1つの愛に集中したアキレスの人生の対比ドラマだったんですね(ウソ)。ブリセウスの首締めたのにはびっくりした。アキレス、パトロクロスしか愛してないじゃん!!アキレスとパトロクロスの骨が一緒に入った骨壷がエーゲ海のどっかに埋まってるらしいですが。それはアキレスが勝手に作ったものなのか、パトロクロスの承諾を得てあるのか、非常に興味深いところです。話がそれた・・・(汗)。
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