SW小説を購入し、まんまと二冊目を読み終わりました。作者が、というか著者が違うと、なんとなく作品の感じが変るから面白いです。同じSWのお話で、続き物だというのに・・・意図があって著者を替えてるならそれはそれで興味深いですが。私が気に入ったのは「ローグプラネット」。キャラクターの性格が細やかに入れられてて、登場人物の感情が分かりやすかったところが良かったです。私は話の構成よりもキャラクター重視なので、その点からもこの作品が購入した3冊のなかでは一番読みやすかったです。 漫画家目指して持ち込みしてた頃に、秋田書店の担当さんから「ファンタジーを描きたがる作家は多いけど、それを上手く描けるかどうかは、キャラクター作りにかかっている。構想や世界観を作るのにはまり込んで、キャラクターが疎かになった作品なんてほとんどの人は読む気もしないものだ。」と言われました。正直、その時にはピンとこなかったこの話も、今ならなんとなくわかる気がします。私みたいなにわかSFファンにとっても、この「ローグプラネット」は入りやすく読みやすく面白い作品だったことで、にわかに七年前の担当さんの話を思い出しました。 今はもう退社されたとか、どうとか・・・あんなに熱い担当さんが辞めちゃったのは残念なかぎりです。売れることも大切だけど・・・というか、人が好きとか楽しいとかいう感情の向こうに、売れるという結果があるんですよね。分かってるけど難しい〜。ちなみに2/9のJ−ガーデンは本当に楽しかったです!!あのイベントに人が集まるの分かるな〜。売れなくても毎回参加しようと思うイベントですね。これからも頑張って続けて欲しいと心から思います。
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