セキセイインコ ゴン助の精巣腫瘍闘病記録

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2003年01月08日(水) 43 やや良い


ゴンの体重が45グラムに戻った。


4日に戻って以降餌をよく食べていた。
糞の量が多い事から安心はしていた。
食べている限り、腫瘍そのものが命を取る事はない。
じわじわと体の機能を低下させてはいくが。

合併症で風邪や鼻炎、それから腹水、
ショック症状には注意が必要だ。

あとは顔を見て話し掛けること。
退屈だと心が沈む。
多分鳥は特にそうだろう。
楽しければ人間や犬だって食欲がわく。
耐熱シートで覆ってあるので外がよく見えない
ゴンはケージを開けるとすぐ覗くように
顔を出し、出て来ようとした。

危ないので手で覆って少しだけ外で
なでてやった。
薬は飲水投与。獣医さんが負担が少なくなるよう
気を使って下さっている。
粉薬の方が安い。ただしなるべくスポイトで
飲ませる。これは粉が沈むのとコミニュケーション
を取るためだ。

もうグエエとも言わないゴンだが
外に出られる事が嬉しいようだ。

時折ピル、と機嫌のいい声を出す。
安定したようだ。

新しい治療は保留のまま。
出来る事ならなんとか受けられるまで
回復してほしい。

助からない病気の宣告を受けて5か月目。
長くて半年と言われている。
こいつは6か月めを越えられるだろうか。

友人が犬並みに費用がかかるねえ、と苦笑し
まあ、仕方がないわな、飼っちゃったんだから
とたまにこぼしつつ、時間が流れて行く。

人とペットの関わりはひとそれぞれだ。
溺愛してしまう人もいればほったらかしもある。

私なんかは本来犬だってフィラリアと予防接種
以外ほとんど獣医に行った事はない。
鳥だってセキセイは10羽近く飼ったが獣医に
かかったのはゴンがはじめてだ。

犬は庭、鳥は鳥カゴ、猫は室内で飼いたくないから
飼わない(幼体や老体は別)人とペットは別。
まさかそんな飼い主が獣医さんの常連に
なるとは。

生き物ってのはつくづく合理では片付かない
もののようだ。学ぶものも数多い日々。


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