umityanの日記
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2013年05月01日(水) ヤモリと雀。

いよいよ五月の声を聞いた。五月は好きな月である。空高く緑がまぶしい。自然が生き生きとしている。最近、毎夜、窓ガラスにヤモリが貼り付いている。明かりの中で見ると足の指が観察できる。吸盤が発達しているのだろう。面白い形をしている。窓を揺らすと、ちょこちょこと短距離を移動する。その様が滑稽だ。毎年、同じ窓にやってくる。よほど、そこが気に入っているのだろう。

気に入っていると言えば、雨蛙の子供も、あじさいや沈丁花の葉っぱに、しがみついている。かわいいものだ。彼らは去年やって来たものと一緒なのかどうかは分からない。恐らく繁殖した子孫だろう。いずれも僕にとってはかわいいペットである。

ところで、今年も雀君が我が家の下駄箱の上に巣を作り出した。下駄箱の上には、空の靴箱を数個、置いている。靴箱と靴箱の間に隙間がある。そこに、せっせとわらを運び、卵を産み、ふ化させるわけだ。自然の営みは何とすばらしいのだろう。僕は、じっと、その様子を観察する。これも楽しみの一つだ。昨年は見事に小雀が成長し、飛び立っていった。今年も忘れずに、同じ場所に巣を作るわけだ。外の如何なる場所よりも、この靴箱の隙間が安全だと知っているのだろう。又、僕というご主人様が、危害を加えない人間だと知っているかのようだ。そこまで信用されれば、嬉しいこと限りなし。

ただ、我が家の猫が虎視眈々と下駄箱の下から、靴箱のある方角をにらんでいる。そこで僕は考えた。猫が上へ上がれないように工夫を凝らした。上がろうとしても垂直の壁板を施してあるので、どうあがいても滑り落ちる仕掛けだ。

そうは言うものの、先日、猫が雀を口にくわえて、家の中に持ち込んだ。恐らく地面にいた雀に飛びかかり捕獲したのだろう。飼い主である御主人様の前で、口から雀を放した。猫の心境は如何に?。「いい子、いい子」と頭を撫でられて、褒めてもらいたいのか?。僕は、怒りたい気持ちはあっても、褒める気にはなれない。獲物を捕獲するのは、動物の本能だから、しかっても仕方がないだろう。

まだ、雀は生きていた。早々に鳥かごへ移し、水とえさを与えて様子を見ることにした。翌朝、鳥かごを覗くと、雀は死んでいた。痛ましいことだ。丁重に葬ってやった。今は、新たな雀の誕生を楽しみに待っている。昨年は、生まれて間もない子雀を、そっと巣に手を入れ、雀を抱き、また巣に戻してやった。このスキンシップが功を奏したのか?、恐怖を与えた?のかは分からない。いずれにせよ、再び巣を作るということは、信頼が揺らいでいないという証拠である。愛情を注げば注ぐほど、自然界の生き物たちは、期待を裏切らない。期待を裏切るのは人間だけか?。人間界は住みにくいぜ。

今日は風強し。一昨日の行事の後始末がまだ終わっていない。ゴミを燃やそうと、風が治まるのを待っているが、まだのようだ。昨夜は講演をしてくれた友人と一献傾けたので、今日はおとなしくしていよう。早く、風よ、やんでほしいぜ。


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