umityanの日記
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時が瞬く間に流れていく。もう、四月も一週間が過ぎた。つい、先日が正月と思っていたのに、ただただ驚くばかりである。
そんな中、日本列島は台風並みの強風や雨に見舞われて、各地で災害が起きているようだ。なんとも痛ましい現実。さらには二年前の東日本大震災、原発の問題も事後処理が終わらず、あらたな火種も生じている。一体、日本列島はどうなっていくのか?、先行き不安である。
今や、巷ではアベノミクスという造語が生まれ、デフレ脱却の政策が進行しているようだ。2年をめどに、物価上昇率を2パーセントに掲げ、大胆な金融緩和を行っているが、そんなに経済は甘くはないだろう。あちこちで増税が待っているではないか。企業が設備投資をし、利益を確保し、従業員の給料をアップし、雇用を安定させれば、消費が活発となり景気は回復するというシナリオ。はたまた老人がため込んでいるという貯蓄を、贈与税を緩和することによって、社会にはき出させようという目論見。果たして、流動的で予測不可能な経済社会が、「風が吹けば、桶屋がもうかる」というような連鎖を起こすんだろうか?。はなはだ疑問である。
僕は、時々、昔を懐かしく思いだす。当時、周りは皆、貧乏生活。つぎはぎの服を着て、ガキ大将達と遅くまで外で遊んだ。「あぜ道を、麦笛を吹き、歩くかな」。そんな光景が浮かぶ。親は子育てで精一杯の毎日。母と、桶をしょって、近くの井戸まで水を汲みに行ったことがあった。母も若かったし、生き生きしていた。僕は母の後ろから、ぶらぶらとついて行くだけ。世の中は今ほど、せわしくなく、のんびりしてたものだ。「おっかさあーん、昔に戻りたいよーーー」。
恐らく昭和の初期から中期に生まれた人達は皆、同じような経験をもっているだろう。貧しくても、生きていることが楽しかった。いろんな困難があっても、日本人は、それを乗り越えてきた。
現代もそういう時期なのかも知れない。一つ違うところは、皆、結構豊かになったことだ。貧しさがあるとすれば、心の貧しさかも知れない。豊かさと心は反比例するものなのか?。分からない。
図らずも、友人の「のりちゃん先生」が言った。「人間は皆、本能的に欲があるからなあーー。豊かになればなるほど、欲が助長されるんだ」と。確かに。心の貧しさは抽象的な表現で、しかと目に見えないが、物の豊かさは具体的で目に見える。この目に見える豊かさが欲を助長させるのだろう。
欲も、ほどほどにしなくちゃなるまいて。なにはともあれ、この今という困難な時期を、まずは乗り越えるしかない。
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