umityanの日記
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2013年02月25日(月) とっちゃん坊や5人衆の旅 (22)

急ぎ足で備忘録兼旅日記をつづってきた。誤字、脱字、記憶違いも多々あるだろう。あと数編、書き上げれば完成だ。明日までには、そのすべてが終わるだろう。

とっちゃん坊や達はホテルへ戻った。ジャイアンは、即、銀行で円をバーツに両替し、借金を係員さんへ返済した。食事までにはまだ時間があった。現地最後の食事は、「タイ式しゃぶしゃぶ」らしい。係員さんが、「今夜の食事は、十二分に堪能してください」と言う。話しぶりが、あたかも「今夜は私がおごりますよ」と、言わんばかりだ。しゃぶしゃぶかあーーー、果たしてどんなもんやら?。

部屋で荷物の整理をした。着た衣類と、着なかったと衣類があり、しかも、夏服と冬服が混在している。バッグの中は、パンパン膨らんでしまった。台北に着けば、そこで再び、冬服に着替え直しだ。

荷物の整理が終わった頃、ネズミ男君が、やにわに、「今宵のベッドの割り振りを決めようや」と言い出した。三人に異論なし。「今宵は負けるものか」と、ジャイアンも気合いが入った。昨夜と同様、じゃんけんで雌雄を決することに。「最初はグー、じゃんけんぽん」。声たかだかに、三人の右手が出そろった。

のび太君、パー。ネズミ男君とジャイアンがグー。とりあえず、のび太君の勝利だあーー。彼はすこぶる、じゃんけんに強い。いまだ、お子ちゃま用ベッドに寝たことがない。この理由如何に?。冷静沈着がそうさせるのか?。のび太君は、向かって左端のベッドを選択。

さあーーー、ネズミ男君とジャイアンは残りのベッドをかけて一騎打ちだ。「最初はグー、じゃんけんぽん」。な、なんと、二人ともチョキ。引き分けだ。僕たちは「うんんん」と、唸った。しからば2回戦だ。「最初はグー、じゃんけんぽん」。な、な、なんと、今回も二人ともパーで勝負つかず。互いに裏をかこうと読み過ぎて、思考回路が重なったようだ。僕たちは苦笑しながら、3回戦へ。

その時、ジャイアンが、「ちょっと間をくれ」と、ネズミ男君へ懇願。彼も間が欲しかったようだ。即、了承。息を整えて、「さあーーいくでー」と、3回戦が始まった。二人とも深ーーーく、裏を読んだはずだ。「最初はグー、じゃんけんぽん」。でそろいました 。ネズミ男君グー。ジャイアン、グー。また勝負着かずだ。この現象は一体、何だ。いまだかって、こんなケースに出会ったことがない。正直、こんな飽くなき戦いに嫌気がさしてきた。「ネズミ君よ、同じベッドで一緒に寝ようや?」と、ジャイアンが提案したところ、ネズミ男君は、かたくなにそれを拒んだ。僕も「冗談、冗談」と言って、4回戦へ突入だ。

彼は「ジャイアンがチョキを出すだろう」と読んだ。ジャイアンは「彼が先ほどと同じグーを出すに違いない」と読んだ。恐らくこれで決まるような予感がした。僕たちは「最初はグー、じゃんけんぽん」と、力強く叫んだ。ジャイアンの予感通り、ネズミ男君はグーだ。ジャイアンはパー。ジャイアンの勝利だ。ネズミ男君はベッドに、よなよなと崩れ落ちた。互いに全力投球での結果だ。ねずみ男君は結果を素直に受け入れてくれた。今宵はジャイアンもゆっくり眠れるぜ。

のび太君は、この好勝負を見ることもなく、洗面所へ消えていた。勝者は語らずか?。じゃんけんで、紙面を長く割いてしまった。そろそろ夕食の迎えが来る。ロビーへ降りよう。


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