umityanの日記
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2012年02月15日(水) バレンタインデーの夜。

昨夜は、ねずみ男君と久しぶりにネオン街を放浪した。彼は2月に入って、一週間ばかり近県で建設作業員としてアルバイトをしていたが、その仕事も終わり、家でゴロゴロしていたようだ。グッドタイミングで僕、ジャイアンが彼に電話したわけだ。彼は「待ってました」と快諾。

折りもよし、昨日はバレンタインデー。義理チョコに預かれると、僕たちは「にんまり顔」で、まず、行きつけの小料理屋「梓」へ行くことに決定。

彼は町から遠隔地に住んでいるので、僕が迎えに行った。靜かな住宅地の一角に、二階建ての家がおごそかに建っていた。築十数年になるという。嫁なし、子供なしで、二階の数部屋は開かずの間。もったいない。当初は母親と同居を考えていたようだが、家が建つと、直、母親が亡くなったそうな。人生とは皮肉なものだ。

随分と嫁さん探しをしていたが、見つからない。それもそうだろう。至ってわがままなねずみ男君だ。既に武田鉄矢さんの101回のプロポーズを追い越して、130回も見合いをしたという。以前にも書いたが、彼は「めっぽう優しい女性。めちゃくちゃ優しい女性」でないと、駄目だという。「今時、そんな女性が、どこにいるべえーー。少々気が強い方がいいんだべーーー」と、彼に説得するが聞く耳を持たない。僕たち仲間は既にさじを投げた。

とは言うものの、優しそうな女性を見かけると、相変わらず、彼に「つきあってみたら」と勧めている。最近もそういうことがあった。昼間は事務の仕事をしていて、夜は週2〜3回、スナックでアルバイトをしている女性がいた。なかなかの、かわい子ちゃんだ。背は小さいが、八千草薫さんを彷彿とさせるような美女。椅子に正座すると、まるでおひな様。少々、歳は食っているようだが、美貌がそれを感じさせない。僕はそく、ニックネームを考えた。「しずかちゃん」だ。漫画では、のび太君の恋人だが、ねずみ男君でも、そう引けは取らないだろう。

最初、彼女と対面させたとき、ねずみ男君は彼女を気に入っている様子だった。どこで覚えたのか知らないが、得意のマッサージで、鋼鉄のように凝った彼女の肩をもみほぐしていた。また、腕を上げて、彼女の脇の下のリンパ節なんかも押さえていたようだ。これが痛いのなんのって。彼女は「痛い・・痛いーーー」と黄色い声を上げた。その様が実におかしい。

「これは、脈がありそうだ」と思い、その後、彼に意向をを打診したが、いまだ首を立てに振らない。どうしたもんか?。彼女にそれとなく聞いてみると、「ねずみ男さんは、結婚する気はなさそうですよ」と言う。うんんんんーーーもったいないぜ。何をを考えているのやら?。

話がとんだ方向へ行ってしまった。元に戻そう。「梓」の暖簾をくぐると、にっこり笑顔のママさんが、「はいこれチョコレートの代わり」と言って、リボンが結んである焼酎の小瓶を二本、カウンターに置いた。僕たちは目を白黒させながら、ママから紙袋をもらい、そく納めた。僕はそっと彼に耳打ちした。「次の店は持ち込みオッケーだから、そこで、この焼酎を飲もうや」と。彼はにっこり笑った。「梓」で舌鼓を打つこと1時間。僕たちは流れて次の店へ足を運ぶことになる。

紙面が長くなった。続きは後にしよう。


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