umityanの日記
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2010年12月19日(日) とっちゃん坊や達の旅。国内編。(3)

遅ればせながらの朝弁を食べ終わり、僕たちは一番最初に機体へ乗り込むぞと、早々と乗り込み口の前に並んだ。急がなくても席はちゃんと待っているのに、そそっかしいぜ。なんと、僕が一番先頭だ。

時間となりました。ゲートが開いて、チケットをかざして、我が席へと向かった。真ん中よりやや後方の席だった。僕たちは三人、横一列に座った。荷物はネズミ男君とジャイアンは機内持ち込み。なんと、のび太君はやや寸法がでかかったので、預け入れである。以前の旅行の時は良かったのに、今回は駄目とはこれ如何に?。なんでも、機内持ち込みの縦・横・高さの寸法が変わったらしい。のび太君はいかにも不服そう・・・。これは仕方がない。

機内は満席状態。ツアーの仲間達ばかりではなさそうだ。同じ2班の仲間が一緒にいるのだろうが、ほとんど会話を交わしていない。たとえ、同じ班であろうと、まだ他人。他人と会話を交わすのも勇気のいることだ。いずれは同じ穴のむじなかあーーーーと、笑い転げる状態になるのだろうが。まさに、旅は道連れ、世は情けである。

そんなことを考えていると、機体が動き出し滑走をはじめた。機内アナウンスがあり、締めたシートベルトを再確認だ。緊張の瞬間。僕は飛び立つ様子を映し出したテレビ画面に見入った。ネズミ男君が僕の顔をのぞき込み、ニヤニヤしている。憶病者の僕の様子がおかしかったのだろう。なんでも、ネズミ男君は過去、セスナ機に便乗し、危ない体験を何度も体験してきたそうな。なるほど、既に、度胸が据わっているわけだ。のび太君は「お構いなし」と言った表情で、平然としている。、

しばらくして、機体は水平飛行になった。やれたれだ。シートベルトのサインが消え、どこからともなく荷車の音が。「カラン・コロン、カラン・コロン」。四谷怪談だったか?。お岩さんが履いている下駄のごとき音が近づいてきた。機内サービスの時間かあーーー。すらりと背の伸びた美しいキャビンアテンダントさんが、1人1人の客に聞いている。「お茶になさいます?コーヒーになさいます?」。優しい声だった。それもそうだろう。お岩さんのような声だったら、飲み物も喉を通るまい。僕たちは皆、コーヒーを注文した。

機内での楽しみと言えば、雑誌を読むか、イヤホンで音楽を聞くか、窓の外の雲を眺めて、物思いにふけるか、隣の人間とだべるか、居眠りを決め込むしかない。とりもなおさず、居眠りが最高のようだ、睡眠は力なりである。

この機体は羽田空港まで行き、乗り換えとなる。乗り換えはいやだが仕方がない。ただ、無事なる旅を祈るだけだ。皆の気持ちも同じに違いない。




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