umityanの日記
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2010年02月18日(木) 僕たちの旅(6)

当エアポートロビーは、そんなに広くはない。客もごった返してはいない。これなら迷子になる心配はなさそうだ。とりあえず、現地の通貨に幾ばくかを両替した。僕の頭ではすでに計算ができていた、えええっつと、現地の通貨のゼロ、二つをとって、0.5をかけると、日本の円になると。ネズミ男君はどうも、この辺の計算が疎いようだ。

皆揃ったところで、現地案内人がマイクロバスの待機場所まで引率することになった。おじん、おばんの23名はあたかも、幼稚園生のごとく、きょろきょろしながら、つかず離れずで後ろに従った。空はどんよりと曇り、絶好調の旅日よりではないが、異国の大地を踏みしめているんだという妙な感覚が全身に広がった。

ちょっとした広場の奥まったところにバスが待機していた。これからホテルまで案内すると言う。時刻はとっくに7時を回っていた。おっと、これは日本時間だ。現地の時間ではまだ5時ということになるか。おばん諸氏は、ことごとく、前の席を占領。僕たち5人は一番後部座席へ陣取った。よく見ると、中間の座席が空いている。まあ、こういう陣取りはよくあるパターンだ。案内人は、流暢とまでは行かないが、日本語を上手にあやつった。僕たちは耳半分で聞き、目は車窓を伺っていた。のび太君とネズミ男君は、いかにも高級そうな一眼レフのカメラで競うように車外の風景等を撮り出した。ジャイアンも負けじと安物のデジカメで・・・・。さすが、長老の夜泣き爺さんと、リーダーのドラえもん君は、この様子をクールな目で眺めているようだった。

とりもなおさず、圧巻だったことは、ミニモーターバイクが縦横無尽に前方から走ってくる。と言うより、突っ込んでくると言った方が正しいか?。乗り手を見ると老若男女。背筋を「ピン」と伸ばし、口には色とりどりのマスクをつけ、ヘルメットをかぶっている。僕たちは「ええええーーつ、おーーーーつ、わーーーーつ」と奇声ををあげながら、この光景を眺めていた。「暴走」という言葉はこんな光景を言うのだろうか?。ただ、みんな運転がうまいのか?、するりと、対向車を交わしていく。右側通行ながら、道には中央線らしきものも少ない。「はみだしご自由」って感じである。

案内人に言わせると、今日は休日なので、バイクも少ないほうだと言う。僕たちも、おばん諸氏も、ただ目を白黒。事故も結構あるという。事故って、「笑ってー許して」というわけにも行くまい。バイクもさるこながら、日本企業の進出も顕著のようだ。至る所に大手企業の立て看板が目に入った。経済発展は世界の至る所で進行している。その一翼を日本企業も担っている。うれしい反面、美しい地球環境だけは、ずっと温存して欲しい願わずにはいられない。

エアポートからホテルまでは、ほぼ1時間半の道のり。風景を眺めているだけで、退屈はしなかった。途中2名の女性が下車する。違うホテルとのことで、なんと五つ星クラスのホテルだ。いったいどちらの、どちら様かな?と、車から降りる姿を見ると、メンバーの中で一番若い二人ずれの女性だった。「今の若い女性たちは金を持ってるんだよ」とは、のび太くんの弁。確かにホテルのフロントも豪華な装い。

ところで、我々のホテルは如何?。パンフレットによるとスタンダードなホテルとのこと。ということは良くて三つ星だろう。寝泊まりができればそれで良いという考えもあろうが、いいホテルに越したことはない。でたとこ勝負で僕たちは一路ホテルを目指した。町中に入ると、モーターバイクがさらに増えた。二人乗り、中には赤ちゃんを真ん中にして三人乗りもいる。たまげたぜ。
赤信号の場所では、おびただしいバイクが縦列を組み、「今や遅し」と出走を伺っている。なんとも絵になる光景だ。

そうこうするうち、ホテルらしきところにバスが到着した。五つ星とはほど遠い、みすぼらしい外観をしている。「ええええつ、ここなの?」と皆、いぶかし顔。「しかたござんせんぜ。先立つものがない」とは、リーダー、ドラえもん君の弁。とりあえず部屋に荷物を入れ、案内人から教わった近くのレストランで夕食をとる段取りとあいなった。

さて、これから起きる、様々なハプニングを一体、誰が予測できただろうか?。誰も予測できはしない・・・・。



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