umityanの日記
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2007年12月09日(日) 僕らの旅パート7。

僕たちはめいめいの出で立ちで、食事どころを探した。「確か、日本食レストランの看板があったぜ」と、ドラえもん君が言った。そう言えば交差点の一角の店舗に「すし」と、ひらがなで書いてある。そく、そこに決定した。店内にはいると、ほぼ中央に回転寿司の機械がぐるぐる回っている。見慣れた光景だ。店長や従業員は日本人かと思ったが、そうではなく、大半が韓国人だった。内一人は留学生らしい女性。かわいい女性だ。のび太君はすかさず、「ここで記念写真を撮ろうや」と言って、例のカメラを向けた。僕たちは女性を中心に、にんまりと笑いカメラに収まった。僕も遅れをとるまいと、デジカメでぱちり。

まずは、アルコールだ。スネ夫君(本旅の主催者でネズ君の兄)とドラえもん君(皆の共通の友人)二人は「ジャパニーズ酒」。ジャイアン(僕)とネズ君(スネ夫君の兄)、のび太君(僕の仕事仲間で弟みたいな人物)の三人はビールを注文。つまみは定番の「枝豆」に、回転寿司から適当なものを選択。後は、なにやら分からない皿物を注文した。僕たちは乾杯で気勢をあげた。

料理の味は可もなく不可もなし。料金もまあーまあーだ。お腹も満杯になり、めいめいが慣れないドル紙幣を出しあった。スネ夫君が「今日はこれくらいにして寝るべー」と言う。皆、同感だ。今日は旅の初日。やや疲れ気味。
僕たちはテクテクと、来た道を引き返した。明日からが本番である。

到着すると、犬の出迎えを受け、僕たちはねぐらである坐禅堂へと消えた。坐禅堂は部屋の中央に文殊菩薩様が安置してあり、部屋の周囲に「単」と呼ばれる修行僧の修行の場がある。一人、畳一枚分の広さの中で、寝起きし食事をし、坐禅に明け暮れる。ここの坐禅堂は10人以上が修行できる立派な建物だった。恐れ多くも、僕たちはその貴重な場をねぐらとして借りたわけである。

僕たちは極力、離れた位置に場を取った。そうなることは当然と言えば当然だ。いかに他人の「いびき」から遠ざかるかが、安眠の第一条件である。第二条件は人より早く睡魔と仲良くなることだ。そうとは分かっていても、枕が変わるとなかなか寝付かれないもの。いろんな事が頭を駆けめぐる。

日本の事を思った。家族の事を思った。そして父、母のことを。今、僕がここ、異境の地にいることが、まだ信じられなかった。ほんの一日しか時間が経っていないからだろう。数日もすれば、その思いもかき消えるかもしれない。
夜な夜な、一度、洗面に起きた。皆、上品に寝ているのか?、いびきはさほど耳につかない。僕は、その後、うつらうつらとしながら、朝を迎えることになる。






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