umityanの日記
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| 2006年09月18日(月) |
台風の一夜が明けて。 |
久々に台風の洗礼を受けた。平成11年にやってきた台風に匹敵するくらいの大きな脅威。雨が少なかった分だけ幸いだったが、屋根瓦にかなりの被害を被った。我が家以外にも、被害を受けられた方々も多いだろう。互いに傷をなめあっても仕方がないが、とりあえず、お見舞い申し上げます。
昨夜は雨戸を閉め切り、茶の間で状況把握でもするかと椅子に腰掛けたは良かったが、あいにくの停電だ。うんんん想定外だった。暗闇の中で過ごすのは何年ぶりか?。太陽がなくなったら、毎日がこうなんだろうなーーーと変なことに関心。僕と山の神は各々、強力な懐中電灯を持ち、各部屋を探索。
時折、二階の屋根瓦が一階の瓦に落ち、「どすん」とか「がたん」とか奇妙な音を立てる。天井板を突き破るんじゃないかと、さっと、身をかわして柱の陰へ。と、そこには、やまんばならぬ山の神の姿が。懐中電灯を顔に当てると、まさに秋の幽霊だ。「おどかすなよ」と言って、後は山の神の後ろ髪につかまり。
これじゃあ、しゃれにもならない。こんな時は早く寝るに限る。電池式ラジオのスイッチをオンにしてベッドインだ。風が「起きよ、起きよ」と雨戸をたたくが、次第にその音も弱まり僕も熟睡したようだ。おかげで、早く目が覚めてしまった。
「早起きは三文の徳だぜ」と、雨戸を開け、庭を見やれば東西南北、割れた瓦のジュウタンだ。僕も山の神も目を白黒。自然の洗礼とあらば仕方がない。素直に受け入れざるを得ないではないか。
早々に長靴をはき、二輪車を小屋からだし、瓦礫を収集した。昔、ある寺の坊さんから瓦礫にも魂があると聞いたことがある。そうだよなーーー。瓦礫は昨日までは立派な瓦としてその職務を全うしてきたわけだ。感謝してもおかしくはあるまい。懇ろに葬ってやりたいが、なにせ、葬る場所がない。とりあえず、一カ所にまとめて、いずれ処分を考えよう。
瓦を集めながら変なことを思った。瓦の破片の形が妙に面白いのだ。一つとして同じ形のものがない。庭に無造作に散らばっている姿は絵になる。これを描けば僕も芸術家か?。「アホかおまえは」と、画家である友人の声が聞こえそうだ。
くだらないことを考えながら、労働にいそしんでいると、部屋を増築してくれた大工の棟梁が息子と弟子をつれてやって来た。「やられていますね」と言って、即、屋根に登り、破損していた瓦をポンポン庭へ投げ落とした。あちこちから、呼び出しの電話がかかってくる。今日は遅くまで、客の所へ行かねばならないそうだ。我が家へ一番に来てくれたことに大いに感謝。
昼過ぎまでかかり、雨漏りがしないようにと応急措置をしてくれた。僕は再度、庭に散らばった瓦礫を収集運搬。結構、腰が痛くなったが、まあ、これも良い運動だ。
午後三時過ぎ、すべての業務完了。といっても、僕の方も応急措置が完了しただけだ。明日もあるでーーー。ジョージアで。冗談はこのくらいで止めて、さあ、明日から又、頑張りまっせ。
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