umityanの日記
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2001年06月24日(日) 叔母の病気に思うこと

叔母が病気である。叔母といっても、父のたった一人の義理の妹である。数十年前に母を無くて以来、一人暮らしで今日まですごして来た。その理由を想像するに、母親と二人きりの生活だったことと、体がそれほど丈夫でなかったことがあげられるだろう。それにしても僕の家は複雑である。語るに忍びないので書かない。生活の糧は、ずっと会社勤めをやっていたので、年金でもあるのだろう。退職後は趣味の書道を人に教えたり、また自分でも習っていた。以前、日記にも書いたことがあるが、叔母の勧めで書道を習ったことがある。不真面目だったことにより、見事に破門された。叔母は知ってか知らずか、そのことを、何にも触れずに僕にせっせと、書道の道具やらテキストを送ってよこした。今、叔母の病状が良くない。もうすでに終末の医療段階にある。意識はあるので、早く会いに行かねばならない。それにしても、病院というところは結構、腹の立つ場所である。金にならない患者は早く出て行ってもらいたいと思っているようだ。民間の病院は多かれ少なかれ、そうかもしれない。ボランティアをやっているわけではないからだ。要は、金さえあれば、ビップとして、いつまでもいてくださいということだろうが、治療をしない、ただ死を待つだけの人間は、金にならないから、違う場所へ移って欲しい気持ちのようだ。そんな病院ならこっちからごめんである。僕は、いろんな人に推奨したい。高い金を払って病院に置いてもらうより、のたれ死にであろうが、自分の一生としては、そのほうが充実しているではないか。娑婆世界を放浪して命尽きたら、「はい、さようならだ」。病院によこたわり、遠慮しながら生きていく必要はないだろう。病院に恨みがあるわけではないが、金の亡者となった悪徳病院は早く駆逐されねばならない。


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