ひとりごと日記
昔からひとりごとの声がデカすぎると周りに迷惑掛けてます。

2008年01月13日(日) 生まれた日

先週の話だが、奈良の長谷寺へ出かけた。
とても暖かくて穏やかな、いい日だった。
やっばり独りよりは二人がいい。
今年も、穏やかに平凡に過ぎますように。
そして、どこかへ辿りつけますように。それが自分が望んでいる場所なら
最高ですが…

昨日は誕生日だったようだ。
花を代え、オヤジに酒を母にリンゴを、おじいちゃんおばあちゃんには、饅頭を
供えた。喜んでくれるかな。こんな事しか、感謝の気持ちを形にはできない。

メール
学生時代の彼女から、友人から、そして大切な人から。
覚えててくれてありがとう。

この歳になると、本人すら覚えいない時もあるのだから。
ただ、それは生んでくれた人に悪い。悪すぎる。
周りにいる家族は、すっかり忘れている人も居るようだ。
それはいい。忘れてくれている方が、後で思い出されるよりいい。
独りで誕生日を、祈りをささげて過ごした。穏やかなご生誕の日だ。
外は北風か強く寒い。

生まれた朝はとても寒く雪が降ってたと、母に教えてもらった。
祖父があわてて、俺のために新しい火鉢を買ってきたとのだ。
その火鉢は、父と母が2度目の引越しをする時まで現役だった。
たぶん、生まれた家を売っていなければ、今も現役だったかもしれない。
朱色の火鉢。

祖父はそこの火でよく、キセル煙草に火をつけて、三口吸ってはポンポンと
火種を落としていた。

不思議に小さな頃の記憶は鮮明に覚えている。

やれやれ、そういう歳になってきたか。


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