気が付くと私の背丈を抜かし、肩幅もがっしりしてきた息子君。

もう青年のような風貌である・・・。

もぅ私の可愛い息子君じゃな・・・・いかん・・そんな事思っちゃいかん。

しかし中学生になって、母はあまり手も口も出さないよう頑張りました。

わかります？この手も口も出さないと言う我慢。

究極ですよ。

むずむずしまくりです。

でもこれから社会に出て行く事を考えると、いろんな経験をしていって、

楽しい事も悲しい事も、辛いことも悲しい事も体験しなきゃです。

忘れ物をすることによって、人に迷惑かけるとか、自分だけ見学とか、

じゃあ忘れ物をしない為にはどうすればいいのか。

自分で考えて、自分で対処する事を今、覚えてほしいのです。

しかし脳障害である「３つ以上覚えられない」という壁は大きく、

なかなか克服できません。

なので手帳を買い与えました。

何でもかんでもメモする癖をつけさせようと。


しか〜し、手帳はいつもリビングの同じ場所から動かず・・・。


まず、手帳の存在をすっかり忘れている息子君。

前途多難とはまさにこの事。

でも中学の3年間の間に、できるようになれば・・・と気軽に考えてます。

一つずつ一つずつ、ゆっくりでいいから出来るようになれば。


ゴルフスクールですが、毎回パパと行ってました・・・が、

突然、パパが仕事で行けなくなるとぼやき始める息子君。

「どうして。僕一人？　なんで？　　パパは？　一人？　　一人！？」

一人で行くのが不安とかじゃなく、毎回いるパパが居ないのがひっかかる。

いつもいる人がいなので、いつもと違うので、不愉快。

面白いです。

でも1度一人で何とか行けば、2回目は平気。

こだわりは柔軟になってきました。


もうリハビリにも行かず、学習障害にも負けず、なんとか普通クラスで頑張ってる息子君。

時々SOS出すけど、時々保健室で充電してるけど、やっぱり世間に疎いけど、

優しい息子君は健在です。

大好きなピアノに励み（幼児クラスの本で頑張ってる＾＾）

ゴルフにも励み（時々超飛ぶらしい＾＾　そろそろパターも始めるそう）

大きく、そしてちょっと大人になってきました。

母は後ろで微笑みながら、息子君を見送ります。

今日も元気に行って来いと。

いつき ｜MAIL ｜HomePage