ツッキーの戯言 人間の本性,ルーム係りは見た!
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この地域、毎年必ず1月14日には「鳥追い」なるものがある。
子供たち(小学生のみ)が羽子板を棒で叩きながら、各家庭を回る。
♪ポ〜っポやポ〜ッポ・・ポッポ鳥の頭には・・・♪と歌いながら。
昔むか〜し、ポッポ(鳩)や鹿や猪に農作物を荒らされ、それらを追い払い、
今年こそは荒らされず、豊作になるようにという願いから出来た歌みたいで。
それにちなんでついでに厄も払っちゃおうという何とも合理的な行事。
各家庭の玄関で羽子板を叩きながら歌うと、その家の方が人数分のお菓子を持って出てきて、
一人一人にくれるのだ。
子供たちには嬉しい行事。
今回は27軒回り、大型紙袋では到底間に合わない量のお菓子。
1〜2ヶ月分のおやつに相当する・・・ホントにハンパない量。
まぁ和製ハロウィンみたいな・・・・。
しかしここ寒冷地。
親も我が子に着いて一緒に回るのだが、夜外を歩き回るのは、はっきり言って地獄。
靴下2枚に防寒ジャンパーでは甘かった!
耳は切れそうになり、鼻はすでに感覚なく透明ゼリーがぶら下がってもわかんない状態。
つま先ゆび先しびれまくり、歯はカチカチ鳴る。
まぁ予想はしてたのでジージョは長女に頼み、一緒に留守番しててもらったので助かった。
こんな極寒のなか、とてもジージョ連れは無理。
超無理。
そして最後にどっかの神様みたいなところに到着。
で2回また歌をうたい、今まで回って自分に貰ってきた各家庭の厄を、
そこで落として行くのだ。
決して振り向かず、家に帰らなければならないのだが、
息子君をはじめ、みんな振り向きまくってるし・・・。
まぁお菓子長者になった息子君は帰りつくなりジージョにお菓子を奪われていた。
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