ツッキーの戯言 人間の本性,ルーム係りは見た!
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Kが暗い。 だいたいが大人しい人なのだが、 いつにもまして暗い・・・。
声をかける。 「顔に縦線入ってるよ?どした?」
「いえ、何もないですよ。大丈夫です。」と、力のない声でKが答える。
いかにも、何かありそうな匂いをさせて。 こうゆう雰囲気大好きだ。 しつこく後を追いまくり、聞きまくり、「白状するまで離れまへんでぇ!」 と、なかば脅迫まじりでコバンザメ状態だ。
Kは明らかに迷惑がっていたが、相手が私だ。 離れろと言っても、素直に離れないのはわかってるらしい。 そんな事言われたら、嬉しくって嬉しくって今度は
子泣きじじぃに変身しちゃう♪
私はそうゆう奴だ。自他ともに認めている。 Kは覚悟を決めたのか、じんわりと話出した。
なに〜!!告ったぁぁぁぁぁぁぁ??
信じられないような雄たけびを上げてしまった。 多分、ホテル全室丸聞こえ・・・・・Kよ、許せ。 Kも私の雄たけびに目が宙を彷徨っていたが、2・3秒で正気になり、
「ちょ、ちょっと、いつきさん、勘弁してください。」と、
逆に謝られてしまった。えっ?違う??まぁいいや 本題にもどそう。
どうやらKは30代男盛りのチーフにとうとう告ったらしい! やるじゃないか!それでいいんだぁ!見直したぞ!
・・・・・・で、どうなったんよ???(おばさま化)
「夜の駐車場で待ち伏せして告ったんですが・・・・ルームの人間を そうゆう目で見れない。 今は恋愛どころじゃない。って断られました。」
・・・そう話すKはなんだか涙を流さずに泣いてるように見えた。
なんだか、こればかりは、どうしようもないのだが、可哀相だ。 しかし、私とゆうキャラはハッキリ言って慰め方を知らない。
慰めてるつもりが、憎まれたりする。・・・損なキャラだ。
とりあえず、頭ナデナデして席を立ち、一言Kに送る。
「もう一回、がんばれ!想いは届く!!はず。」
「いいんです。チーフの気持ちもわかるから・・・」
う〜ん、人間は複雑だ。
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