ツッキーの戯言
人間の本性,ルーム係りは見た!

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2003年10月27日(月) 愛の掃除婦その2

Kが暗い。
だいたいが大人しい人なのだが、
いつにもまして暗い・・・。

声をかける。
「顔に縦線入ってるよ?どした?」

「いえ、何もないですよ。大丈夫です。」と、力のない声でKが答える。

いかにも、何かありそうな匂いをさせて。
こうゆう雰囲気大好きだ。
しつこく後を追いまくり、聞きまくり、「白状するまで離れまへんでぇ!」
と、なかば脅迫まじりでコバンザメ状態だ。

Kは明らかに迷惑がっていたが、相手が私だ。
離れろと言っても、素直に離れないのはわかってるらしい。
そんな事言われたら、嬉しくって嬉しくって今度は


子泣きじじぃに変身しちゃう♪

私はそうゆう奴だ。自他ともに認めている。
Kは覚悟を決めたのか、じんわりと話出した。


















なに〜!!告ったぁぁぁぁぁぁぁ??





信じられないような雄たけびを上げてしまった。
多分、ホテル全室丸聞こえ・・・・・Kよ、許せ。
Kも私の雄たけびに目が宙を彷徨っていたが、2・3秒で正気になり、

「ちょ、ちょっと、いつきさん、勘弁してください。」と、

逆に謝られてしまった。えっ?違う??まぁいいや
本題にもどそう。

どうやらKは30代男盛りのチーフにとうとう告ったらしい!
やるじゃないか!それでいいんだぁ!見直したぞ!


・・・・・・で、どうなったんよ???(おばさま化)


「夜の駐車場で待ち伏せして告ったんですが・・・・ルームの人間を
そうゆう目で見れない。
今は恋愛どころじゃない。って断られました。」


・・・そう話すKはなんだか涙を流さずに泣いてるように見えた。

なんだか、こればかりは、どうしようもないのだが、可哀相だ。
しかし、私とゆうキャラはハッキリ言って慰め方を知らない。

慰めてるつもりが、憎まれたりする。・・・損なキャラだ。

とりあえず、頭ナデナデして席を立ち、一言Kに送る。

「もう一回、がんばれ!想いは届く!!はず。


「いいんです。チーフの気持ちもわかるから・・・」






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う〜ん、人間は複雑だ。


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