埃まみれのノートブック
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夕方、一本の電話が入りました。
それは…。
簡単に言うと、ある人の為にあなたが犠牲になってよ、っていう内容。 相手は犠牲って言葉は勿論使わなかったけれど。 結局のところそういうこと。
流石に私も、それは出来ないとはっきり断ったのですが あなたしかいないの、彼女が困るから、お願い、って しつこくしつこく懇願されて。
私が「はい」と言わなければ電話を切ってくれそうになかったし 柔らかい言葉だったけど脅しを掛けられたため、 不本意だったしすごく嫌だったけれど、 私が受け入れれば済むのなら…って、もうそう思うしかなくて 結局私が犠牲になることになりました。
…その後も辛くて苦しくて、人の言葉も頭に入らず 心ここにあらず状態で…
私は結局利用されやすいんだ。 NOと言わない女だと思ってるの? はっきり嫌だと言ったのに。
嘘までついて(後で友人に聞いて分かったこと) 私に身代わりになって欲しかったの?
冗談じゃない。
馬鹿にするな。 都合のいい女になんてなりたくないのに。
荒む心… こんな自分も醜くて大嫌い。
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