埃まみれのノートブック
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| 2002年08月17日(土) |
まだまだ、生きにくい・・・ |
私の好きな海外ドラマで、「ドーソンズ・クリーク」という ドラマがあるんです。
この中の一人の登場人物は、色々と辛い事があり、精神的に 不安定になって病院に入院したり、抗うつ剤を飲んでいたりします。 けれどそれは全然特別な事として扱われてなくて、 あくまでも物語の中で自然に扱われているテーマで。
このドラマに限らず、アリーmyラブとか、色々なドラマで 主人公がカウンセリングにかかったり、心が不安定になったり するストーリーが普通に扱われている事に、いつも感心して、 とても羨ましく思ったりも。
アメリカだけなのか、その他の国でもそうなのかも知れないけれど、 心をケアすることが本当に普通で、当たり前のことで、 辛かったら我慢しないできちんとそれなりの場所に行って、 それなりのケアをされていることが、本当に羨ましい。 ハリウッドスターだって、ちゃんとカウンセラーが付いている って聞くし。
本当にそういうことが当たり前で、普通の事なんだよね。
だって、まだまだこの国では、 私みたいに重荷を背負った人間にとっては生きにくいから・・・
昔よりは大分よくなって来たようには思うけれど、 まだまだ、生きにくいよ・・・
もっともっと、苦しみを抱える人たちの気持ちが 少しでも解放されて欲しい。 そして自分自身も、少しでも楽になりたい。 いつもいつも思っていることです。
幼なじみにさえ、病院に通っている事をうまく話せなかった。 一緒に食事した時なんか、薬を飲まなきゃいけないから、 やっぱり隠したくなくて、正直に話した。
不安だったけれど、暖かい言葉が返ってきてほっとした・・。
正直に話して良かったと、今は心から思ってる。
誰か一人でも、たった一人でも、理解してくれる人がいれば、 もう少し頑張って生きていけそう。 すぐ挫けそうになるし、今だって、ずっと心に靄が掛かって いるけれど、まだ、諦めたくないんだ。
大切な人たちがいる限り、人生を諦めるつもりは毛頭ないから。
いつも心配を掛けている人たちへ。 弱い私を見守ってくれて本当にありがとう。 そしてごめんなさい。
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