埃まみれのノートブック
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2001年06月30日(土) 下界の私 天上の君


ある晴れの日に
白い雲を見上げたら
君の顔が見えたような気がしたんだ

ある雨の日に
降りゆく雨音に耳を傾けたら
君の声が聞こえたような気がしたんだ

君はどこにもいないって
判ってるくせに
まだどこかにいるような気がして

紫の花、紫の蝶、紫の夕暮れ
紫の中にはいつも君が

私がもう一度君に会いに行く時は
紫のドレスを着ていくよ

いつになるか判らないけど
ちゃんとそれまで待っていてくれるかな


Ira

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