おくりびと、とーってもよかった！
久しぶりにみんなにおすすめしたくなる映画だった。

キャストがはまっているし、音楽がまたぴったり！　（久石壌さんだったと後で知る）
それに、ストーリーがまたいい。
亡くなった方が題材の映画だから、しんみりするのかと思ったら全然違う。
誰かが亡くなるというのはとっても悲しいし寂しいことなんだけれど、
でも泣いているだけではなくて、
気持ちよく「またね」と言って送り出せるお別れもあるんだということを実感した。

いちばん好きなシーンは、最後のほうで笹野さんが出てくるところ。
うわー、こんな仕事だったんだって言う驚きと、
そのあとの重みのある台詞に号泣しそうになった。

それと、脚本の小山さんのこだわりみたいで、
食べるシーンがけっこうでてくるんだけど、
これがまたみんなおいしそうに食べるの。
見てて白子が食べたくなったし、フライドチキンも！

映画の中には笑えるシーンがいっぱいあって、
それでいて要所要所でジーンとくる、暖かくて意外とサラッとした印象の映画だった。

映画館で見る必要があるのかと思うかもしれないけれど、
舞台が山形で、ここの景色がまたすばらしいの！
遠くに見える山がとってもきれい。
だから絶対大きなスクリーンで見たほうがいい。

昨日は舞台挨拶があって、モックンと広末涼子ちゃん（だからくまおが行きたいと言った）と、
監督、脚本の小山さん、音楽の久石さんが来た。
中学校のときシブがき隊が大好きで、中でももっくんが一押しだったから、
こんなところで再会できて感激。
ラジオのトークが早口でとっても面白くて、ラジオの前にじっと座ってよく聞いてたっけ。
もっくん、全然変わんないし、すてきに年を重ねてるなと思った。
剛くんもこんな風にいい作品にでて素敵な俳優さんになって欲しいな。

この映画は見たほうがいいよ、ぜったい。
けっして悲しい気持ちを引きずったまま映画館を出てくるような映画じゃないし、
きっと見てよかったって思うはず。



午後からはグーグーを見た。
猫の映画だけど、猫はそんなにたくさんは出てこない。
これは好き嫌いが分かれるかな。
わたしは…まあまあかな。
後半の展開が意外で、えー、こうなっちゃうんだってちょっとびっくりした。

あとね、やっぱり見てると猫を飼いたくなってしまう。
うちのくろちゃんは元気なのかな…

加瀬亮さんが出てるんだけど（原作にはない役）、声が高くておどろいた。
徳市の恋の時はもっと低かったのに、って思ってたら、
わざと高くしたと、舞台挨拶のときに監督かどなたかが言ってた。

そう、これも舞台挨拶があって、
キョンキョンと上野樹里ちゃんと監督がいらした。
上野樹里ちゃんは、独特の雰囲気を持ってる人で、
どちらかというと、のだめに近いかも。
あとテレビでみるより小さいなって思った。
キョンキョンは、こちらも素敵に年を重ねてる印象。
大人の女性の貫禄も感じた。
そして2人ともほっそい！
やっぱり女優さんだよねー。


昨日はレイトショーで20世紀少年を見たから、
この24時間で3本も映画を見ちゃった。