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2006年05月30日(火) |
映画「日本沈没」完成披露試写会 映画編 |
上映前に「−6%」のCMが2種類流れて嬉しかった。 やっぱり剛くんの声はいいね!
以下、ネタバレです。 順不同で思いつくままに箇条書きです。
映画館で予告を見たときから怖くて見れないと思っていたし、 きっと夢に出てきてうなされるんだろうなと思ったので、 なるべく感情移入しないように、ストーリーを追わないように 客観的に見るようにした。 怖かったり悲しい映画は好きじゃないんだよね…
津波とか、地震とか、噴火、がけ崩れの場面がリアルでとにかく怖かった。 あんなに大きなスクリーンで、大音響であんなシーンを見たら強烈! 怖くて何度も「わーっ!」と声を上げて、 見をよじって体ごと避けそうになってしまった。 映画の8−9割がこんなシーンで、 途中から「こんな映画なんて、救いがないじゃないか」と ちょっと怒りの感情が湧いてきた。 そういえば、前に見た同じ樋口監督のローレライも リアルで感動したなと思い出した。 あの映画は怖くなかったけど。
前半は剛くんのシーンがあまりなくて、ちょっと眠くなった。
災害のシーンが多い中で 剛くんが出てくるとホッとする。 剛くんが痛い目にあう場面はほとんどないからかも。
なるべく感情移入しないようにしていたものの、 後半のテントの中での柴咲さんとのシーンと ヘリに乗り込む直前のシーンではぐっときた。 せつなすぎるというか、悲しすぎる場面だった。
でも二人の間の感情の描写(好きになる過程)が もう少し詳しくあってもいいのにと思った。
柴咲さんの頭を抱く剛くんの指先が ものすごく格好良くてドキドキした!
薄暗いテントの中で、 剛くんの横顔がどアップになるシーンがあるんだけど、 その横顔がまたものすごく格好よかった。 他にも"横顔どあっぷ"が何回かあって、 映画の怖さを忘れるほど素敵だった。
全体的に柴咲さんとのシーン(特に後半)はとてもよかった。
今回の役はちょっと弱そうにも見えるけれど、 男らしくてドキドキしてしまう素敵な面も見えて、 いい役だなって思った。
豊川さんはあの髪型だから弁護士の九頭に見えてしまう。 でもいい役だったな。 やっぱりいい声だったな。 豊川さんのことも大好きな私にとって、この映画はかなり嬉しかった。 剛くんと一緒のシーンが多くて嬉しかった。
あと、ミッチーは予想以上にいい役だったし、 とてもいい役者さんだった。 王子様じゃなくて、頼れるしっかりした男の人でかっこうよかった。 なんで死んじゃったんだよー! どうせ行くなら小野寺さんと二人で乗り込めばいいのに!
この映画は怖くて悲しかったけれどDVDは欲しいと思った。 そして剛くんのシーンだけを続けて見てみたい。 男前だから見ながらジタバタしてしまいそう。
わたしはずっと 「剛くんは奇跡を起こして生還してくる」 「生還してきて欲しい」 「そうじゃなきゃ、悲しすぎていやだ」 「きっとこの爆風に飛ばされて海に浮かんでくるに違いない」 と願っていたのに、やっぱり帰ってこなくて 悲しくて悲しくてやりきれない。
見終わった直後は 「こんなに怖くて悲しい映画はもう見たくない」 と思っていたけれど、 帰り道にひとりで歩いていたら、そういえば剛くんや監督が 「悲しかったり怖いだけの映画ではない」 と舞台挨拶で言っていたのを思い出したので もう一度しっかり見てみようかなと思った。
きっと昼間に見れば、それに2回目なら、 そんなに精神的なダメージを受けないかもしれないし、 この映画から怖いとか悲しいという印象だけしか感じとれない 弱い自分がちょっといやだなって思った。 怖い、悲しいばかり言っていたら剛くんも監督も残念がるかもしれない。 だからもう一度見てしっかりと正面から受け止めてみようかと思った。 でもやっぱり怖さや悲しさに耐えられるかどうか心配だけど。
客観的に見ていると突っ込みどころがかなりあると思ったけど、 詳細はあとで書けたら書きます。
そうそう、この間見てきた本庄のシーンがあってちょっと嬉しかった。
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