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2006年01月21日(土) |
「博士の愛した数式」公開初日舞台挨拶 |
くまおは「あおげば尊し」を見たいと言ったけれど、 わたしは映画を見て泣きたい気分ではなかったので、 「博士の愛した数式」にしようと押し切った。
舞台挨拶は当日先着順だったんだけど、 眠いし寒いしで挫けそうになった。 でもここで負けたら後悔すると思い、 雪が積る中ズルズルすべりながらもなんとか駅まで歩いた。
舞台挨拶には小泉堯史監督、寺尾聰さん、深津絵里さん、 齋藤隆成くん (今年のライブに出ていた男の子)、 吉岡秀隆さん、浅丘ルリ子さんがいらした。 (サンスポ、報知)
深津さんは腕が細くて白くて、綺麗だった〜 隆成くんは黒のタートルネックの上に白のジャケット、 下はジーンズで、ちょっとおとなっぽい格好がかわいい。 遠くから見ると女の子みたいだった。 挨拶ではちょっと緊張していたみたいだったけれど、 「みなさんのような大物俳優になりたいので、応援をお願いします」 と言って会場からは拍手とともに笑いが。
寺尾さんの挨拶を聞いて涙が出そうになった。 こうやって直接この映画に対する作り手の思いを聞けるのは 貴重だなって思った。
ただ、次の舞台挨拶に移動するために時間がなかったのか、 1人1回ずつ挨拶をしただけで あとは写真撮影で終わってしまったのが残念だった。 もっと監督や出演者の方のお話を聞きたかったのに。
映画はとってもよかった。 大きな起伏もなく淡々と静かにお話がすすむけれど、 なぜか飽きない。 深津さんが演じる家政婦さんが明るくていい感じだった。
たびたび出てくる数学の話が面白くて、もっと聞きたいと思った。 そういえば小さい頃は算数が好きだったことを思い出した。
あと、桜が綺麗で鳥肌が立ちそうだった。
雪の中、早起きをして見に行ってよかった。
父が79歳になりました。 11月の終わりにいつ心臓が止まってもおかしくないと先生に言われたので 誕生日を一緒にお祝いできるとは思っていませんでした。 病室だったけれど家族揃ってお祝いできてうれしかったです。 食事はとれないし、指先をほんの少し動かせるだけの寝たきりだし、 意思の疎通もほとんどできない。それはとても悲しいです。 でも、このままでいいから、現状維持でいいから、1日でも長く生きて欲しいです。
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