オヤビン日記
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2005年09月10日(土) 「タッチ」公開初日舞台挨拶&ハプニング

くまおが「長澤まさみさんを見たい」というので、
タッチ」公開初日舞台挨拶に行ってきた。
斉藤兄弟も来ると思っていて(どこかにそう書いてあったような…)、
わたしはそれが楽しみだったのに来なかった。がっくり。


長澤まさみさんは開口一番
「お客さんの年齢層が高くてびっくりした」
と言った。
正直な子だ。

確かに客席の9割は、A系っていうのかな、
電車男のドラマに出てきそうで、
長澤さんとは同年代ではない、
そんな感じだった。

彼女はけっこうぽーっとした感じで可愛いと思った。
そして、手がすらっとしていて、足が細い!

そういえば犬童一心監督はメゾンドヒミコの舞台挨拶で
つい先日見たばかりだ。
同じ監督の作品を続けてみるのは初めてかも。


映画はなかなか面白かった。
マンガは読んだことがあるし、
アニメもみたことがあるけれど、
それでも十分に楽しめた。

ただ、双子のキャラクターはもう少しはっきりと
分けたほうがよかったんじゃないかと思う。
くまおもどっちがどっちかよく分からなかったといっていた。

でも監督は
あの3人はごく普通の高校生だから、そう見えるように撮った。
まわりのチームメートなどはちょっとデフォルメした。
というようなことを言っていた。

長澤さんの胸のアップはサービスショットだと思ったけれど
(くまおもそう思ったそうだ)
「よく聞かれるけれどそうではなくて、あれはボールを握った手を撮った」
と監督が言っていた。
そういうことが聞けるから、舞台挨拶は好き。



じつは上映中にハプニングがあった。

上映開始45分を過ぎた頃に火災報知器が鳴り、
館内放送で
「階段で火災発生。避難してください。」
と言われた!

地下の映画館だったから階段で火災と聞いて
ちょっとひやっとしたけれど、
正直言って私はものすごく落ち着いていた。
だって煙臭くなかったから。
お客さんもほとんどがとても落ち着いていて、
出口に殺到することもなかった。

それよりも、映画は音声が聞こえないけれど、上映されたままで、
ちょうどクライマックスだったから、
こんなところで中断されてしまって
そのことで呆然としてしまった。


わたしはかなり後ろのほうの席だったから出口に近く、
すぐに廊下に出ることができたけれど、
廊下は狭いから人でいっぱいで
廊下に出たら前に進むことができなかった。

すると「今のは誤作動でした」と館内放送が!

正直、やっぱりなと思った。
だってさっきも書いたけれど
煙の臭いが全くしていなかったから。
まあ煙が充満してきたらかなりまずい状況なわけで、
そうだったらあんなにみんな落ち着いていられないと思う。

結局みんな席に戻って、火災報知器が鳴り始めたところから
映画は再開された。


帰りに映画の招待券をもらったのはよかったけれど、
正直言って映画館側の対応は不満だった。
だって火災報知器が鳴った時点で非常灯が点灯しなかったし、
「避難してください」というのも
館内放送のテープが流れただけで、
係の人が客席のお客さんの前に現れて誘導するということが無かったから。

事実確認で大変だったのかもしれないし、
廊下に出たら係の人がいたけれど、
一人くらいは客席に来て誘導するべきなんじゃないかなと思った。

だって本当にこの館内放送のテープを信じていいのかどうか
分からなかったから。
ほとんどのお客さんが落ち着いていたのは、
今になってみれば、じつは半信半疑だったからじゃないかとも思う。





-My追加-

メゾンドヒミコの舞台挨拶のことも書きました


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