オヤビン日記
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2005年04月18日(月) チョンマルサランヘヨの振り付け

香瑠鼓さんのダンスが好きなので、彼女が書いた本をちょっと立ち読みしてみた。
すると Q & A の「歌謡曲の振り付けで思い出に残っていることは?」の質問で、
チョンマルサランヘヨの振り付けのことが書かれていた!


振り付けのとき、剛くんは香瑠鼓さんの振り付けがやりづらかったみたいで、突然
「僕はこういうふうにやりたいんだけれど、曲かけて」
と言って、即興でいつもやっている SMAP のようなダンスをやりはじめたんだって!

もうここを読んだ時点で私の心臓はバクバク!
剛くんが「即興でダンス」だよ!
見てみたかったなぁ…
それより何より、剛くんが「こうやりたい」と自己主張するなんて珍しいと思った。
チョナンカンにかける意気込みや熱い気持ちがこみ上げてきて
行動せずにいられなかったのかな。


それで周りの人がみんな"剛くんの勢いに押されて"
振り付けを変えなくちゃいけない雰囲気になってしまったらしい。

びっくりした。
そんなにまでにさせてしまう"勢い"って凄いと思った。
剛くんと「勢い」という言葉が私の中ではうまく結びつかないんだけれど、
今流れているアイスの CM のように、熱くてハイテンションな感じの主張(ダンス)だったのかな。
それとも冷静に、けれども力強い感じだったのかな。
周りの人の気持ちを動かしてしまうほどの勢いが剛くんから出ていたということは、
剛くんの中には相当大きな思いがあったんだと思う。
いったいどんなダンスだったんだろう。


でも香瑠鼓さんは振り付けを変更するつもりは全く無かったので、
この振り付けと、剛くんに対する愛情を一生懸命説明したら
剛くんはすぐに素直に「わかりました」と言ったんだって。

あの振り付けの裏にはそんな話があっただなんて、驚いた。
ただただ普通に振り付けをしたんだとばかり思っていた。

ここまでの話でもうおなかがいっぱいだったけれど、この続きがもっと凄かった。

剛くんはそれから5時間休み無く、水を飲むことも無く、
一人でずっと特訓したって!
バックの Jr. の子たちが休んでいても、剛くんは練習を続けたって。


なんという集中力!
きっと振り付けに対する説明を受けて納得できたからこそ、
それほどまでに真剣になれたんじゃないのかな。
一度夢中になるとそれ以外のことは見えなくなっちゃうんだね。
香瑠鼓さんもその一生懸命さに胸が熱くなったって書いていたけど、
読んでいる私もその懸命な姿を想像して感動し、泣きそうになった。
でも5時間も踊りっぱなしって、いったいどんな体をしているんだろう。


さらに香瑠鼓さんは剛くんの人柄についても触れていた。
全部書き写して「凄いでしょ!」って紹介したいくらいだけれど、長くなるから省略。
そこにはわたしが大好きな剛くんの一面が書かれていて、
そんな剛くんを好きになって本当に本当によかったって思った。
そしてわたしも剛くんのそういうところを見習いたいなと思った。


他に「おはロック」の振り付けのときのことも少し書いてあった。
慎吾くんは残念ながら出てこないけれど、
SMAP 育ての親 (マネージャーさん) のことや、
打ち合わせのとき様子が書いてあって、とても興味深かった。


この振り付けの話って有名なのかな。
その頃の私はまだこんなにはまっていなかったから、全然知らなかった。
テレビでは見ることができない剛くんの一面を知ることができて、すごく嬉しかった。

岩波ジュニア新書
ダンスでコミュニケーション!

思いがけずいい本に出会った。
もちろん買いました。
そして何度も読み直しちゃった。





-My追加-

じつは今日わたしは家の鍵を部屋に置いたまま仕事に行っちゃって
(一週間前にも同じ事をしでかした)、
あとから出勤したくまおが当然鍵を閉めて家を出ちゃったから、
夜帰宅してもわたしは家に入ることができなくなった。
そこでしかたなくくまおが帰るまで本屋で時間を潰していたら
この本に出会ったんだよね。
悪いことがあればいいこともあるんだね。


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