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2005年01月29日(土) |
「雨よりせつなく」公開初日舞台挨拶 |
くまおが行きたいというので 映画「雨よりせつなく」の公開初日舞台挨拶に行ってきた。
くまおのお目当ては黒坂真美さんで、彼女は舞台挨拶には来ないって分かっていたのに 「それでも映画を見たいから行きたい」と言って引っ張っていかれた。 そういえば黒坂さんは「じんべい」に出てたんだよね。 今は「冬の輪舞」っていう昼ドラに出ている。
10時から整理番号配布で、私達が着いたのは8時30分過ぎ(また3時間しか眠れなかった…)。 もらった整理番号は20番台後半だった。 席についたあと、隣に座っていた中年の女性に 「どなたのファンなんですか?」って聞いたら 「言わずもがなでしょ。フフフ。」って言われた。 そうだよねぇ。なんていう愚問だったんだろ。
舞台挨拶に来たのは西島秀俊さん、田波涼子さん、当摩寿史監督だった。 西島さんはスクリーンでみたまま、そのままで、 ひょうひょうとしているというか、静かな感じの大人の男性だった。
田波さんは映画の中ではちょっと地味めの、 どこにでもいそうなOLに見えたんだけど、 舞台挨拶ではメイクのせいか目鼻立ちがハッキリしていてとても綺麗で さすがはモデルさんだなと思った。
映画は… 台詞が少なくて、言葉よりも映像でストーリーを見せる感じの映画だった。 くまおは「叙情的な映画だった」って言っていた。 数少ない台詞がこれまたどうにでも取れるような言葉で、 「えっ、今のはどういう意味?」って思うことが何回かあった。
倉沢という役は西島さんにはぴったりだったと思う。 演じているのではなく、「素」なんじゃないかと思ってしまった。
ストーリーは、なんというか、淡々としていて どこにでもありそうな話だなって思った。 起伏のないテレビドラマを見ているようだった。 はっきり言うと、単調で静かだから途中でちょっと飽きてしまった。
上映中にすすり泣きと鼾の両方が聞こえてきたのは初めての経験だった。 くまおが映画を見ながら居眠りしていたのも初めてだった。
なんかこの日記、本来書きたかったこととは違うことを書くほうが多くなってきたみたい。
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