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剛くんも見たと言っていた映画「SILMIDO - シルミド」の試写会に行った。
韓国映画史上初の観客1000万人突破だそうだ。
寝不足のうえ仕事帰りで疲れていたので、 途中で眠ってしまうんじゃないかと心配だったけれど、 上映開始数分ですっかり目が覚めてしまった。
眠気覚ましに買っておいたキャラメルにもお茶にも手をつけず、 飽きることの無い、あっという間の2時間15分だった。
とにかくすごかった。すごいとしか言いようが無い。 音がすごい迫力で、耳を塞ごうと思ってぐっとこらえたことが何度もあったし、 映像もすごくて、目を瞑ってしまったシーンも何回かあった。
怖かったり悲しかったり痛そうだったりして、じっと見ているのが辛くて、 隣に座ってたお友達に何度しがみつこうと思ったことか。 1人じゃなくてよかった。
それに何がすごいって、この話が 「実尾島 (シルミド) 事件」という事実に基づいて作られている点だ。 こんなことが実際に起きたなんて、信じられない。
みぞおちのあたりを一発ドスッと殴られたような、 見終わったときにそんな感じがした映画だった。
帰り道で、一緒に行ったお友達と話すことができたので、 気分は割とすぐに回復したけれど、これを1人で見ていたとしたら 刺激が強すぎてなかなか立ち直れなかったかもしれない。
それに、一緒に行ったお友達も言ってたんだけど、 ストーリーは男性向きだと思う。 見ていて不快になるようなシーンもあったしね。
韓国には徴兵制度があるから軍隊というものをより身近に感じるだろうし、 そういう人たちにはまた違った感じ方があるんだろうなと思って、 韓国の人たちの感想も聞いてみたいな。
怖かったし残酷だったけれど、北と南の関係や、軍隊の中のことを垣間見れたので、 見に行ってよかったと思える映画だった。
あ〜、またこんな時間になってしまった…
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