やっぱりチョナンカンは終わっちゃうんだ。
淋しい、淋しい、淋しい！

それを知って、かなり、そうとう、落ち込んで、
こんな気持ちでホテルビーナスを見たら
涙がいくらあっても足りないんじゃないかって思っていた。
でも、お友達に会って試写会に一緒に行く途中で
いろいろ話していたら気が紛れたから、よかった。

そして映画が始まった途端
チョナンカンが終わっちゃうことは忘れてしまい
すっかり映画の世界に没頭していた。


剛くんは
「見るたびに泣けるところが違う」
って言っていたけれど、半分そうで、半分違った。
前回泣けたところは今回も泣けたし、
前回泣かなかったところでも、今回は泣けた。

前回はとにかく食い入るように見つめていて
ストーリーを追うのに一生懸命だったけれど、
今回は既に話の内容がわかっていて
自分の気持ちにゆとりがあったから、
細かいところまで楽しめたと思う。

今日のお客さんは年齢層が前回より高かったし、
中年の男性が多かった気がする。
それに前回と違ってファンじゃない人もたくさん来ていたようだ。

だって最後にスタッフロールが流れ出したら、
席を立って帰っている人がゾロゾロいたから。
はっきり言って邪魔だったよー。
みんな平気でスクリーンの前を横切るんだもん。

こっちはまだ余韻に浸っていて
スクリーンに向かって拍手をしたいくらいだったんだから、
せめて端の通路を通って目立たないように帰って欲しかった。
この間はそんな人、全然いなかったのにな。