2003年03月10日(月) |
トライリンガルをめざして T |
4月からK君を待ち受けている言語使用の状況は三つ。 ロシアの高校課程を修了するためと家庭言語としてのロシア語の使用、日本の高校課程の学習と生活のため(第二言語として)の日本語の使用、そして補佐的又はコミュニケーションとして(外国語として)の英語使用の三つです。 これらの状況に彼が、どのようにどれ位関わるかで三つの言語能力の伸長・獲得の質が決まっていくと言ってもいいのでしょう。 母語の完全喪失の心配のまずないこの’15歳’に、日本語と英語の両方を付加目的でサポートする場合、考えられることは「一貫性を持たせた使い分けのあるオープンエンディッド」なサポートです。 これができれば、大概の子はトライリンガルどころかマルチリンガルも可能なはずです。 さて、多くはここからが問題です。 誰ができるのか(やるのか)ということでしょう。 不遜ながら既に足を踏み入れた私です。 この際これを当面の課題にしてしまおうかな・・・と思っています。
(それに、K君は他にフランス語の下地もあるので、クァドルリンガルも夢ではないかも・・・。ちょっと欲張り過ぎでしょうか。)
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