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◆ 柱の間が三十三間堂2002年09月16日(月)
昨日、ワタシの弟は帰っていったんですが、それと入れ替わるように、昨日の夜から、掲示板でもおなじみベドウィン・ピエロさんが、京都に登場。今日は夕方まで、観光案内をしておりました。掲示板なんかで見ていますので、それほどでもなく感じたりしますが、会うのは2年ぶりくらいなんですよね。おひさしぶりです。
ピエロさん、京都はひさしぶりということで、今日は、わりと定番のところを回ってみました。ひさしぶり、とか、修学旅行以来、という人が京都にきた場合は、とりあえず、定番のところを勧めることにしています。だいたい、うちに来る人は、修学旅行から、10年くらい経つ人が多いのですが、前回とは、印象が違うみたいですよね。ずっと、楽しいみたい。年齢を重ねて見る目が変わる、というのも、もちろんなんですけど、修学旅行などとは違って、自由に、好きなだけ寄り道をしながら見ることができるというのも、大きいのではないかなあ。いまなら、おこづかいの制限もありませんから、好きなだけ、お団子なんかも食べられますしね(笑)。
例によって、八坂神社から、高台寺のあたりを通って、清水の方へ。通りを歩いているだけでも、楽しいコースです。通常は、清水寺に登って、景色を眺めて、お水を飲むところですが、今回は、時間の都合と、ピエロさんたっての希望で、清水はパスして、三十三間堂へ向かいます。
タイトルにもありますように、三十三間堂は、柱が一直線に35本、つまりは、柱と柱の間が33あるという、長大なお堂です。そこに収められている観音さまが1001体。ズラリと並ぶ金色の観音様の姿は、まさに壮観です。そして、その観音様の前には、風神雷神、観音二十八部衆像が並びます。すべて国宝という豪華版。その彫刻としての美しさもさることながら、そこに書いてある、その仏像に関する丁寧な解説も、特筆されるべきところではないでしょうか。仏像の成り立ちなどが解説してあって、非常に興味深い。仏教の仏像でも、ルーツはヒンズー教にあったりするみたいですよ。
さて、実は、ワタシは三十三間堂には何度も来ていますので、解説も何度も読んでいますし、さっと読んでも、それほど時間がかからないのだな。でもピエロさんはじっくり読んでいますし、そりゃあ、ちゃんと読めば、時間もかかります。で、早く見終わったワタシは、あの非常に長い縁側に座ってウトウトと。これぞ、至上のゼイタク。入場料の大半を負担してくれたピエロさん、アリガトウ。そもそも、ここの入場料って、他の清水寺とかに比べると、若干高めなんですよね。まあ、いろいろなものがありますから、仕方ないんですけど。
そんなわけで、今日もよく歩いた1日でした。ピエロさんは夕方に帰っていきましたし、1週間ぶりに、1人の部屋です。しばらくぶりなので、なんだか、勝手がちがうような気もするなあ。
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