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◆ メトロポリタン2002年09月14日(土)
今日は、京都市美術館でやっている。メトロポリタン美術館展へ。サブタイトルが「ピカソとエコール・ド・パリ」となっていまして、展示は、そのあたりの年代が中心です。すごくきれいで、いいな、という絵もありましたが、正直なところ、よくわからない絵もありましたね。このあたりの年代、難解な絵もありますよね。
古来、絵というものは、ものを、見たままに描く、ということが、目指されてきたものではないかと思います。できるだけ、実物に忠実に。でも、20世紀のはじめ、もっと実物に近いものを描く機械が登場してしまいます。写真機ですよね。このカメラの登場で、画家の人たちって、すごくショックを受けたんじゃないかなあと想像します。商売敵ですよね。あんなものに、簡単にやられたら、商売あがったりです。
それに対して、絵を描くということの強みはなにか。そこで注目されたのが、絵のフィクションの部分ではないかと思うのです。実物とは違ったものでも、描ける。それで、ピカソのような抽象的な絵なんかが、登場するのではないかと思うのですが、どうでしょう?
子どものころ、ピカソって、すごく変わった絵で、絵が下手なのかと思ったりもしましたが(笑)、そんなことはないんですよね。今回の販売コーナーでは、ペンで、サラサラと描いたような絵の、リトグラフなんかも売ってました。色使いがきれい。他の画家さんなんかもそうですけど、色を使うのって、びっくりするくらい上手ですよね。ワタシもあやかりたいところですが、そんなふうにできたら、それで商売ができるよなあ……。
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