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◆ アメリカでテロ2001年09月12日(水)
現時点でこのことについて、書くのがいいことなのか、それに、私はこのことについて、書く資格があるのか判りませんが、書かないわけにもいかないような気がするので、書きます。
昨日の夜のこと。テレビをつけると、まるで映画の1シーンのような映像が流れています。被害に遭われた方には、大変申し訳ないんですけど、私には、なんだか全然リアリティーのない映像に見えました。人間、本当に信じられないようなものを見ると、頭の方が、勝手に信じないようにするような仕組みに、なっているような気がします。頭の中を整理するには、もう少し時間がかかりそうです。
きのうは、一晩中ニュースもやっていましたし、さらに今はネットなどもあるので、次々といろんな情報が入ってきます。情報が錯綜していますから、テレビの方も、必ずしも正確な情報だけではないですし、ネットの方などは、なおさら。見るからに悪意のあるような書き方をしているものも、多々見られました。テレビは、ある程度、情報発信の側に責任を負わされるリスクがあるのですが、ネットの場合は、そうではない。責任を負わされることがないとなると、とたんに勝手なことを言いだす、というのは悲しいことですけど、人間、そんなものかもしれません。
なにせ、映像のインパクトが大きいですから、ついつい、いろんな情報に惑わされがちです。しかし、私たちは、冷静に見ていきたいものです。個人的な意見を言えば、そのインパクトを感じ続けている間は、真実は見えてこないような気がします。だから、あまりに安易に「報復」というような手段には出ないでほしい。たしかに、今回、構図は見えやすいことかもしれませんが、それが、最終的に、よい結果をもたらすことは、あまり期待できないような気がします。対処療法の繰り返しになることが、一番怖いです。
まあ、私は、こういうことは専門でもなく、知識もあるわけではないのですが、少しだけ書いてみました。難しいですね。
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