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2003年04月20日(日) 享年26歳(涙)

今日のお気に入り・・・『 ある天才ライダー(悲)』

突然だけど、「尾崎豊」について。・・・私ペックも含めた今の30代前後の世代って、当
時、彼が歌った「歌詞の背景」をリアルタイムに体験した世代なんです。・・・校内暴力
や万引き、トイレで隠れて吸うタバコなど、当時の「荒廃した公立学校」を社会問題とし
て、かなりクローズアップされた時代の話、、、いわゆる「不良」っていう、今では死語に
近い言葉が使われた世代なのかな(懐)・・・(私なりの解釈だけど)尾崎はそんな時代
に生まれた「不良少年の代弁者」の如く、先生には反抗的な態度を取る彼らの心を射
止めて、、、未熟だけどストレートで反骨的な「彼らのぶつけようのない怒り」を、歌に込
めていたんだよね。・・・実際、周りにも彼に共感する不良少年は多かったし、何故か不
思議と尾崎について語ると、彼らは(自分の事のように)熱弁を振るっていたんですよ。

私ペックはというと、当時は渡辺美里や岡村孝子、TMネットワークやBOOWY、レベッ
カが大好きだったかな。もちろん尾崎も好きだったけど、彼の歌詞も含めて好きに思
えたのは、高校に入ってから。ジャンルが全く違う、Xもそうだったけど、、、あんまり当
時は音楽に対して、歌詞や音に対して、こと細かく真剣に考えたことって無かったんで
すよ(恥)・・・メロディが良くて、耳に心地良ければ、「それでいいや」って感じかな(笑)

そんな自分でも、大学に入った頃には、かなり音楽にハマっていまして、一般的な邦
楽を一通り学んだ後に、それを通り越して「洋楽」にも、高校時代の後半辺りから好き
になっていたんです。自分で言うのもなんだけどさ、かなりの「音楽バカ」だったネ(笑)

当時は物凄い夢中になって、池袋の『タワレコ』や『WAVE』へ、クイーンやニルバーナ
のCDを買いに走ったものです(懐)・・・大学時代から一人暮らしと汚れなバイトを始め
たでしょ、、、金銭的にもちょっと余裕が出来て、勉強と併行して洋楽にドップリ浸かる
環境が整ったんだよね(喜)・・・多分、今以上に速いペースでCDを買っていたと思う。



そんな私の大学時代、かなり音楽的にも個人的にもショックだった出来事が、冒頭にも
採り上げた、尾崎豊の死なんです。・・・私が大学に入った直後の1992年4月だったか
な、(あまり詳しく語りたくないけど)彼は変死を遂げたんだよね(涙)やっと彼の音楽を
理解し始めた頃だっただけにかなりショックでした。実は以前に「Love Way」を聴いた時
から、嫌な予感がしていたんだよね。・・・あの悲劇の直後に『放熱への証』をリリースな
んて、本当に皮肉な話だったよ。「享年26歳」の早過ぎる死、今でも悲しい思い出です。



何故、今さら「尾崎豊」を採り上げたかと言うと、、、今日、また一人「享年26歳」で悲し
い死を遂げた、一人の『天才ライダー』が居たからです(涙)・・・知っているヒトも多いか
もしれないけど、GPライダーの加藤大治郎君が、20日未明に亡くなったそうです。私
の彼への思い入れは、以前に
この日記で語った通りでして、、、モータースポーツを愛
した一ファンとして、実は今でも自分の中で彼の存在って大きかったんですよ。それに
実家が埼玉の浦和っていうのも、なんか親近感を感じたしね。・・・ロックの尾崎豊とは
ジャンルこそ違うけど、彼は世のバイク好きな少年たちの「夢」だったと思うんだよね。
・・・彼自身はもちろん、関係者の人達の「無念さ」を思うと、本当に心が痛みます(涙)




正直、こんな形で彼らを結びつけて書くのは、非常に不謹慎だと思ったんだけど、この
日記を読む一人でも多くのヒトに、彼らの存在を記憶して欲しいと思ったから、敢えて書
くことにしました。それと、やっぱり「自分のため」にね。だって、時間が経てば悲しい記
憶も風化してしまうものでしょ。それじゃ、いけないよね。・・・志半ばで挫折せざるを得
なかった、彼らの「無念な想い」、、ファンなら絶対に忘れちゃいけないと思うんだよね。


・・・心よりご冥福をお祈り申し上げます。大ちゃん、沢山の感動をありがとう(合掌)。。。


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