ペックのお気に入り
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2002年04月22日(月) |
『追悼 レイン・ステイリー』 |
今日のお気に入り・・・『 Alice In Chains 』
・・・・・・昨日の日記にも綴ったとおり、アリス・イン・チェインズのボーカルである「レイ ン・ステイリー」が19日に亡くなりました。アリスは個人的に大学時代、あのグランジ ・ブームで「衝撃」を受けて以来、とても「思い出深いバンド」なんです。・・・カート・コ バーンがグランジ全盛期に自殺したのに対して、(ブームが過ぎ去った今)ひっそり シアトルで変死したレイン・ステイリー。・・・両バンドの「陽」と「陰」を象徴しているね。
いわゆる「グランジ・ブーム」って私ペックにとっては、既成のロックの概念を覆す、衝 撃的な事件だったのね。・・・・ニルバーナ、アリス・イン・チェインズ、サウンドガーデン の「シアトル3大バンド」に、LAのストーン・テンプル・パイロッツを加えた「4バンド」が 中心かな。・・・廃れた世界観、その救いようのない排他的な音楽性は、それまでの美 意識や既成概念を真っ向から否定するかの如く...大不況だったアメリカに「必然的 に」出現した、彼らは当時の若者を象徴する時代の寵児だったね。存在するのは、た だひたすら「絶望感」のみ。カートが悩んだのは、それと「成功」とのギャップだったね。
アリス・イン・チェインズ・・・私ペックが最も好きなグランジ・バンドです。何度も繰り返 すけど、グランジの「究極」は私が思うに、彼らの2nd『Dirt』だと思う。1stの『Facelift』 もいいけど、やっぱりこのアルバムだね。・・・特に好きと言うか、驚いちゃう曲はマイ ナーだけど「Sickman」だね!どうしたらこんな曲、作れるの?・・・初めて聴くヒトには 「不気味(恐)」にしか思えない曲かもしれないけど。私が思うに、これほど緻密に音を 意識して作られた「グランジの名曲」は無いと思う。・・・何度聴いても「驚愕」の一言。
「音楽性」について・・・・アリスに限っては『MTV Unplugged』を聴けば分るとおり、実 は楽曲に「様式美」のようなモノが存在するんです、最高です。アコースティックだか らこそ、そんな隠れていた音楽の「本質」が表に出るんですよね。(私のHPより引用)
(今更グランジかもしれないけど)知らないヒトは是非、騙されたと思って2nd『Dirt』を 聴いてみて下さい。・・・意外にこのアルバム、メロディもコーラスも綺麗だったりするん だよね(笑) ホント、美しいアルバムです。もうひとつ加えるなら『MTV Unplugged』も 是非。「Would?」のアコースティックなんか特に最高です。・・・アリスの真の実力、さす がガンズのスラッシュが惚れ込んでいただけのことはあるって感じかな。素晴らしい!
一過性のブームのように語られる「グランジ」だけど、アリスも含めたその時代の多く のバンドの功績は、今でも大きいと思う。・・・最近の邦洋どっちも、少なからず彼らの 影響を感じる音を出すバンド、よく耳にするもんネ。特に日本におけるニルバーナ人気 は、今でも絶大だよね。そのスタイルだって憧れの的でしょ。やっぱカッコいいもん。 ・・・でも知らないんだろうな?アリス・イン・チェインズ。分るヒトに分ればいいんだけど。
今日は『追悼 レイン・ステイリー』のつもりで、全編「Alice In Chains」で日記を綴らせ て頂きました。・・・・・・フレディ・マーキュリー、シャノン・フーン、マイケル・ハッチェン ス、、、レインの死は、彼らと同じくらいショックでした。もったいないよね、まだ34歳で しょ。残念です(涙)・・・今日は1日中、アリスの曲を聴いているつもり。それでは。。。
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