スイッチ。
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昨日、7時半にリョウちゃんと待ち合わせしてご飯を食べに行った。 中華料理屋さん。♪ 色々注文して二人で半分こした。 お腹いっぱいになったら眠くなってウトウトしてしまった。 それでもリョウちゃんは怒んないしそんなあたしを見て笑った。
んで、約束通り1万ドルの(笑)夜景が見えるところまで連れてってくれて、 でもそこってあたしも行ったことがあった。 こんとき。 この夜景見ながら中村サンとケンカしたんだっけー。 当たり前やけど、リョウちゃんより中村サンとの思い出の方が多い。 悔しいけど、地元は中村サンと一緒に行った場所で溢れとる。
・・そっか。 こういうときに中村サンを思い出してしまうんかな。
あのときと違ったのは夜景が本当にキレイで穏やかな気持ちでいられて 星までの距離が短くて、すぐ隣にはリョウちゃんがいること。
リョウちゃんって変わっとる。 あたしがどんなくだらないことを言っても笑って話してくれるし どんなワガママ言っても怒らんし、そんなあたしを許してくれる。
リョウちゃんは真っ直ぐな人。 なんか色々話してて、リョウちゃんがポツッて言った。 「(あたしの)性格もわかっとるし、だからねえ・・」
「ん?」
「だから・・好きなんだよ。」
「あたしもリョウちゃんが好き。」
気がつくと自然と出てきた言葉。 好きっだ、ってちゃんと言えた。
「・・なんか照れるねえ。(笑」
「照れてもいいですよー。(笑」
そのあとしばらく暴れてふざけあってたら、リョウちゃんからキスされた。 ビックリしすぎて涙目になった・・。(ばきゅ。
「ごめん、唐突すぎたやんね・・ごめんね。」
「・・ううん。だいじょうぶ。大丈夫ばい。!」
微妙な空気が流れてしまって、 どうしていいかわからんくなってあたしからリョウちゃんにキスした。
「○△□×!!・・ビックリした。(笑」
「仕返しだよ!基本的に3倍返しやけんねえ。(笑」
まあ、昨日はそんなことがあったわけで帰ったのは深夜2時。 でも付き合うことになったんかはよくわからん。(´□`;)
「リョウちゃんが会いたくなったら帰ってきたげるよ。(笑」
「どうしても会いたいって言うんなら会いに行ってもいいけど?(笑」
市外恋愛(?)やし 2週間に一度会えたらいい方やし。
「リョウちゃん、いいん?なかなか会えんやん。」
「ん?そんなことは考えんやったねえ。てか、好きになったんやきもう遅い。」
きっと、リョウちゃんとなら幸せになれると思う。
星空見てたら流れ星が流れた。 ほんの一瞬やったけどキレイに流れてった。
これで「今まで」は終わりで、「これから」が始まる。
こんな結末もアリなんじゃないかいな。
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