スイッチ。
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今日で、丸2年が経った。 中村サンと2年前の今日、出会ってしまった。
この間中村サンから電話あって、中村サンって気づかずにでちゃってさ・・。
「もしもし?」
「お。」
中村サンだ!!(o_o)
「あ・・うん?なんかあったー?」
「いや、元気かねえっち思って・・。」
二人ともぎこちない感じ。。
「花火、見にいかねえ?」
「花火?毎年8月やっけ??」
「ちげーよ。博多の。俺、浴衣買ったんやけどさ。仕事とかでも使うきさ。」
「ああねえ。」 ちょっと待った。 好きな子とはどうなってんだ・・。
「お前、仕事どう?何しよるんか?」
「今は入所診察とかカンファレンスに参加しよるよ。最近少しやけど楽しくなってきた。」
「へえー。いいことやん。生意気なことしよるっちゃねえ。笑」
「ウン。生意気なことさせてもらいよるよ。笑」
「あはは!!!爆笑」
今更ながらに中村サンとは、話のテンポが合う。
「俺は微妙な感じよ。ホント。」
「そうなん?ならウチんとこくれば?結構介護職、募集しよるしさ。」
「それいいねえ。そしたら2人で部屋借りて住もうぜ!」
「1人暮らしは寂しいもんねえ。」
「まじ耐え切れんちゃねー。」
2人とも寂しがり屋やったから? やけん、どっかでお互いを求めちゃってたんかな??
リョウちゃんのこととか話したかったんに いつもの調子であいつは自分の言いたいことだけを言って電話は切れた。 どこまでも自分中心。( ´−`)
ねえ、中村サン。 きっとあたしたちはもう今まで通りにはいけないよね。
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