久しぶりの日記です。
　めまぐるしく変わってる現状を書き残しておこうち思った。
　中村サンはあゆから紹介してもらった「アサちゃん」っち子と
　メールを始めた。
　あたしはというと中村サンに疲れてしばらく連絡を取ってなかった。
　電話もメールも無視しとった。

　そんなときあゆからメールが来た。

　『アサちゃんが中村サンと上手くいかんかもしれんち言いよるんやけどなんか聞いてない??』
　
　なんか嫌な予感がしてあたしは慌てて電話をかけた。
　このへんのとこは難しいっちゃけど
　要するにアサちゃんと中村サンがあわんみたいで。
　これは後からあゆから電話でアサちゃんのこと聞いてわかったけど
　中村サンはあたしに自分がいいようにしか伝えてなかったみたい。
　あゆの話聞く限り中村達也ってホントに最低やなあっち思った。
　もちろん否定したい部分もあったよ。
　中村サンの全部が悪いわけやないしさ。
　でも中村サンをフォローできんやった。
　あまりにもあゆの言うことが正論やったけん。
　こうして中村サンとアサちゃんは終わった。


　「あのさあ、みずきちゃん中村サンと関わるのもうやめなよ。(^_^;)」
　
　「やっぱそー思う?（苦笑」

　「あんね、みずきちゃんの相手探しよるけん！！私に任せれば間違いないけん！！私が紹介しても中村サンと連絡とりよったら本気で怒るばい！！」
　
　あゆに中村サンに誰か紹介してっち頼んだときから
　あゆはあたしを変えたいって思って密かに?相手探してくれよったみたい。
　ホントに真剣に心配してくれていい友達もったなあって思った。

　あゆがくれたチャンスやけん無駄にはしたくない。
　これでいいの？って言われても今のあたしにはわかんない。

　でも今でも中村サンが誰か紹介しろっち言ってくるのは事実で
　あたしが嫌って言っても何度も何度も言ってくるし。

　「もう紹介すんのは嫌っち言いよるやん。なんであたしに頼むわけ?他の子にも言いよることくらいわかっとるんやきね！！」

　頭にきて吐いたセリフ。
　中村サンは言葉につまって

　「いや、だってお前が一番付き合い長いし・・」
　
　そんなこと知ったこっちゃねーし。
　
　今日も中村サンからメールと電話があった。
　無視した。
　今は声も聞きたくないし顔も見たくない。


　
　あたしの中で何かが変わり始めてきた気がする。
　やっと前に進める。

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